◆2004年12月の日記◆
岐阜が呼んでいる →2004年12月29日
大騒動の小さな家 →2004年12月27日
ひまわりの花 →2004年12月26日
Good Luck →2004年12月25日
Cherish Christmas →2004年12月24日
不器用だけど真面目です →2004年12月23日
忘れない、いつまでもあの恋 →2004年12月20日
新宿の昼 →2004年12月19日
クリスマスソングといえば
VOXRAYさんです。
→2004年12月16日
衰運 →2004年12月15日
こんびいいいぃぃぃふ! →2004年12月13日
VS睡魔! →2004年12月12日
食べちゃうぞ食べちゃうぞ →2004年12月10日
新宿の夜 →2004年12月09日
決意。 →2004年12月08日
小夏日和 →2004年12月05日
ういんたーらばーず。 →2004年12月03日
ミルクの味わい深めました。 →2004年12月02日
あゝ、弟よ。 →2004年12月01日



◆過去の日記◆
・2004年11月
・2004年10月
・2000年6月〜2004年10月(そのうち削除予定)



  岐阜が呼んでいる →2004年12月29日(水)


 28日の夜は、伊藤かほりちゃんの家(『新宿笑猫亭』富士子役)に急遽お泊りして、色々語り合いながら年賀状を 書いたりしました。
 間に合わない・・・間に合わないよ・・・年賀状(´-ω-`)
 かほりちゃんありがとう。楽しかったよう。
 好きっ。

 30日の昼に、東京駅をたちます。年末年始は岐阜に帰るのです。
 おんなじ岐阜出身の山田とゐち氏に一緒の新幹線をとってもらいました♪今年は珍しく一人じゃない帰郷。
 いつも高速バスで帰るか、新幹線ひかりで帰るんですが、今日はこだまです。
 久々だなぁ・・・こだまに乗るの。のんびり帰ります。
 帰省後は大掃除に追われる予定なので、日記の編集が出来るかどうかわからないのですが・・・。
 年越し&新年のご挨拶は、また改めて・・・と思ってます。
 仕事納めの方はお疲れ様でした。
 年末年始お仕事の人は・・・ううう頑張ってください(>ω<ノ)ノ


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  大騒動の小さな家 →2004年12月27日(月)


 11月に、3日間限定でやったバイト(結局私は同じ仕事を継続してますが)である女性と知り合いました。
 24歳。同い年。
 社員食堂で食事休憩中話していたら、何ともとお芝居経験者でした。
 色々あって、今は「劇場で働きたいの」という夢を語ってくれた彼女。

 そんな彼女から、先日急に電話が来ました。
 話したのはバイトで一緒だった3日間のうちの最終日の昼休みだけ。
 そのバイトからちょうど1ヶ月経っていたので、電話がかかってきたこと自体が嬉しい驚きでした。
「西村雅彦さんの舞台の招待券用意できるんだけど、お芝居やってるって言ってたからどうかなぁと思って」
 取りに行く時間がとれるわけでもなくって、郵送してもらうことになるので・・・ずうずうしいかとも思ったのですが、 ご厚意に甘えさせて戴いて(>w< ) チケットを2枚お願いして郵送して戴きました。
 最初に誘った人は、仕事の都合で開演の19時までに間に合いそうもないと昨日キャンセル。
 次に誘った人は、今日の昼に突然用事が入ってキャンセル。
 結局、HOTROADの大塚大作と出かけました。
 うーん、大ちゃんと出かけるのも最近はあまりなかったかも。
 大作よ、よくぞ今夜の予定を空けておいてくれた!!
「え? ほんとに?? 大ちゃん興味ある? 既に誘った人がいて、キャンセルになるかもしれないから、キャンセル だったら大ちゃんに連絡するねー」
 こんな不確かな話だったのに。
 折角招待券を用意して郵送までしてもらったのに無駄にするのは悪いと思っていたので、大ちゃん有難うです。

 舞台タイトルは『大騒動の小さな家』。
 そういやぁ昔、『大草原の小さな家』ってドラマがありましたねぇ。
 幼い頃母と観ていたものです。
 今日は、この公演の東京千秋楽でした。
 まだ地方公演を2月まで展開するようなので、ネタバレしてもいけないので深くは語りませんが、楽しめました。
 榎本家は3人の子供だけが住んでいます。
 長女がなんと安達祐美ちゃん。長男が袴田吉彦さん(好きっ)。次女が雛形あきこさん。
 安達祐美ちゃんの2歳下が袴田吉彦さん、その更に2歳下が雛形あきこさんという設定。
 また、この家に出入りしている近所の人が、モロ師岡さんとTake2の東貴博さん。
 Take2といえばお笑いコンビ。深沢邦之さんと東貴博さんの、ダブルキャストだったみたいです。
 ハプニングが多い回だったみたいで、袴田さんは台詞をすっとばすし、周りのキャスト誰もフォロー出来ないし、 西村雅彦さんも途中でわけがわからなくなって台詞を何度も反芻して動揺してたし(その瞬間安達祐美ちゃんのウィッグが ポロッとナイスタイミングで落ちて笑えた)、何度も噛んでました。
 カーテンコールの後、拍手が鳴り続けているのでキャスト一同3回も登場。
 最後の3回目ではひとりずつコメントを言ったりして。
「みんなが間違えたみたいなシーンがありましたが、アレは袴田が台詞を言わなかったんです。あいつの責任です」
なんて暴露もあったりしました。
 あいつが噛んだ、コイツが噛んだ、なんて盛り上がるステージ上。
 アットホームで親近感が沸く、といえばそうなんですが、プロの舞台で、今観たばかりの芝居のそういう暴露は 観客全員の前でおおっぴらにやんなくてもいいのでは? とは思いました。
 西村雅彦さんだから、有名な人だから笑ってもらえるんだろうけれど。
 私だけかしら・・・そんな事思うの。私はすこーし、苦笑いでした。
 うーん、ちょっと凹んだあの日から(こころねライブで拭われた部分も大きいですけど)、私の物事の捉え方がひねくれて るのかもしれませんね(笑)。

 袴田吉彦さんは『天国に一番近い男』のジャイアン役が私にHITしたので大好きです。
 ステージ上の袴田さんを1階席とはいえ17列目からみると、なんとなく加藤晴彦さんみたいな顔立ちに見えました。

 始まって30分くらいで近くの席のおじいさん(おじさんかな? 暗闇の中で後姿だったから分からない)が大きないびき をかいて眠って、場内は少し騒然としました。
 騒ぐ子供とか、無神経ないびきとか、普段ならプンプン! なのですが、必死でその男性を起こしている連れの女性が ほほえましかったので私と大ちゃんは笑ってしまいました。

 未来から自分の娘がやってきた! 
 まだ結婚していない、恋愛経験も無い長女を演じたのは安達祐美ちゃん。
 その安達祐美ちゃんから、高橋ひとみさんが生まれるという設定。
 さぁ、父親になるのは誰だ? 
 まさか、あの人だとは思いませんでした・・・。



 さて。
 今夜、喜心に行きました。
 久々に、こころねのきよさんも好きだというカレーうどんを食べました。
 このサイトに喜心情報を載せてから、 「喜心に行ってみましたよ」っていうメールを数件戴いて、何だか私も嬉しいです。
 そしたらですね。
 私が、こころねファミリーの人たちとうどんを食べていたら、ある男性が店内に入っていらっしゃいました。
「那須さん、すみません」
 声をかけて下さったので、きょとんとして振り向く私。
 お逢いするのが、舞台『九十九里浜水族館』以来2年半振りだったので、おずおずと聞く私。
「もしかして・・・○○さんですか?」
 ほんとうは、すぐにピンときたんです。
 喜心でお逢いしたら声をかけてくださいね、なんて会話もメールでやりとりしていましたから。
 ただ、間違ってたら失礼だと思ったので挙動不審でごめんなさいでしたm(_ _)m
 その方は、持っていた袋を私に渡して、「通りがかったから」と、お店を出ていかれました。
 袋の中には・・・ピンクの可愛いストールが入っていました(*゜▽゜*)
 わたし、ピンクが好きです。
 青も好き、赤も好き、好きな色はいっぱいあるんですが、何だかピンクが好きです。
 部屋の配色は、ドラえもんにあわせてブルー系ですが(笑)、チャットや掲示板の書き込みの色などはピンク。
 お気に入りの赤いコートに合わせて赤い靴やピンクの靴もそろえています。
 だからピンクのストールは嬉しい♪
 マフラー、ストールの類はあまり数持ってなくて、先日も赤羽駅のミニプラ(ミニチュアバージョンのソニプラ)の店内で マフラーをぼんやり眺めてお気に入りがみつからないかうろうろしていたところでした。
 なんかすんごい嬉しかったので日記に書いてしまった。
 帰り道巻いて帰ってしまった○(≧u≦)○〃
 私の中で勝手にこれはクリスマスプレゼントと命名しました(笑)。
 今度、お時間のあるときに、喜心でお話も出来たらいいですねぇ。
 有難うございました。
 このページを観てくださっているとのことなので、この場を借りて厚くお礼申し上げますっm(_ _)m


 話は変わりますが。今、チラッと出てきた、『お気に入りの赤いコート』、これが激安品だということが最近バレつつあり ます(笑)。
 去年、冬の終わりにバーゲンで買ったんです。
 こころねファミリーの女の子で、全く同じコートを持っている女の子がいました。
 彼女は今年買ったそうなんですが、買ったお店は一緒です。
「あの店、なんでもかんでも安いんだよねー」
と盛り上がる私達。
 彼女が買った値段を聞いて、びっくり。
 2900円ですって。
 そんな安っぽくはみえないファー付き膝丈コートなんですけど、2900円は安いでしょ?
 でも、私が買った値段はもっとびっくり。
 シーズンオフですからね、バーゲンでしたからね。
 1000円です。
 今までこのコートの安さはバラしていなかったんですが、お揃いコートの彼女と値段の話で盛り上がってしまったので 安さがみんなにバレてしまった、というわけ。
 コートは6着持ってますが(何でか増えた・・・)、ダントツにこれが安いです。
 実はもう一枚、1000円コートがありますが・・・(ぼそっ)。
 赤い色は私の顔に比較的合うみたいですし、好きな色だし、何よりコレかなりあったかいんです。
 このブランドのシャツも持ってますが、18の頃から一向にボロくならないスグレモノ。1900円でした(笑)。
 まず赤いコート。
 ベルトつきの黒いトレンチっぽいコート。
 パイル地っぽいベージュのダッフルコート。
 水色のダウン(綺麗な色だから、襟元にファンデーションがどうしてもついてしまう・・・)。
 おかんに買ってもらった黒いコート(かれこれ7〜8年間着てないか? 痩せたらちょっとぶかぶかになったので 最近着ていない。着膨れる真冬に着よう)。
 白いコート(クリスマスベッド衣装)。
 フード部分にうさぎの耳付きのウサギファーコート(前回舞台で、ウサギの役をやるかもしれなかったので用意して おいたもの)。
 以上、値段順でしたっ(あっ・・・1000円コートがバレる・・・笑)。


 あったかくしてね。
『熱』はごちそうだ、とよく父が言っていたけれど、本当にその通り。
 今日は私、温奴を戴きました。
 賞味期限がちょっとだけ過ぎてた豆腐、丸ごと一丁(笑)。
 それから、ほうれん草のクリームシチューにペンネを入れて。
 あなたの指先が凍えないように、あたためていてね。
 みんなが元気でありますように。
 だから、コートも大事です。
 外でしか逢わない人(例えばストリート)にはコート姿でいつも逢うことになるから見た目も気になるけれど、 何よりあったかいかどうかが大事。
 私は毎年比較的薄着なんだけどね。
 今年はスカートじゃなくパンツ履きまくってますよ。
 こんなにパンツルックばっかりしているのは人生初。
 人生初。大げさに聞こえるけどほんとに人生初。
 風邪ひいてる場合じゃねえよ、っていうぐらいあわただしい年末です。

 あとちょっとだぞぅ、2004年!


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  ひまわりの花 →2004年12月26日(日)


 ラストの曲は、いつも固唾を飲むような静かな空気の中にギターの音色が響いて、イントロから感慨深い気持ちで聴くこと が多いのに、今日は曲の開始とともに場内からくすくすと笑いが起きました。
 しょうさんも、
「そこまでやる?」
なんてMCを挟んだりして。



 今夜はこころねのラストライブでした。
 ラストライブ、こころねサイドは勿論どっかーんと来るだろうから、客席側も盛り上げようぜっ! ・・・なーんて企画 が出たのは先月のRUIDOライブの頃。
 私はHOTROADの会議でライブにいけなかったので、こころねファミリー(ファン仲間をこう呼ぶ)の兄貴的 存在のM氏に口コミで回して貰いました。
 あれもやろうよ、これもやろうよ、なんて企画がみんなから持ち上がって、みんなでブツを探してまわって、用意出来たもの が3つ。


@ペンライト

 手配できればペンライトはありかな、なんて話していたところ、すんごいライトを見つけてくださった方がいらっしゃいま して、その方に全て準備してもらいました。7種類の光り方をするスグレモノ。

Aひまわりの花

 この季節、ひまわりの造花って売ってないんです。取り寄せでみつけられても結構値がはってしまう。
 これこそ、みんなで探して(総勢5名であちこちあたった)、ようやくある方が見つけてくださいました。
 こころねの『ひまわり』という曲でペンライト代わりに使うために探したのです。
 ペンライトはどのアーティストのライブでも登場しがちだけど、ひまわりの花は『こころね』ならでは。

BTシャツ

 何日か前の日記(先週)で、「明日の昼までに描かなきゃいけない絵が・・・」「原稿の締め切りが・・・」と書いたのを 覚えていますか? そして、「完成したら後々報告します」とも。
『ラストライブ記念こころね応援Tシャツ』のデザイン画だったんですねぇ。
←黒地に赤インクで 写真には写りづらいけど、これが完成写真。
 去年の8月31日のRUIDOライブでもオリジナルTシャツを作ってみましたが、あの時はアイロンプリントだったので 生産が大変な上に洗濯に弱かったのです。
 こんどはシルクスクリーンプリント。洗濯してもだいじょおぶ!
 しょうさんときよさんの分も含めて31枚、このTシャツが作られました。


 ちいさな企画が、全員の協力とアイデアと努力でおっきくなって、なんだかみんながひとつになったみたいに感じて、 すごく楽しかったし嬉しかったな。
 ちょこっとでも関われて、よかったです。
 会場に着いてから、
「こころねのファンの方ですか? 実はこういう企画があるんですが・・・」
と、話したこともなかった人に片っ端から話しかけてみたり。
 おんなじひとつのものを好きな人たちだから、話してて楽しかったな。
 段取りは簡単。
 こころねの二人の似顔絵入りTシャツを着て、会場に入る。
 2曲目のあとあたりにいつも最初のトークが入るから、トークの次の曲のサビからペンライトを取り出して曲に あわせてゆれてみる。
『ひまわり』という曲が流れたら、ペンライトではなくひまわりの花をとりだしてゆれてみる。
 何段階にもびっくりしてもらおうという企画。
 日記の冒頭に書いたのは、今日のライブのラストの曲『ひまわり』のワンシーン。
 みんながひまわりの花を左右に揺らして、しょうさんがびっくりしてそんなツッコミを入れて、会場からもぴょこぴょこと あがったひまわりの花に笑いが起きて。
 客席の、歌う声がだんだん大きくなっていくのがわかりました。
 みんな歌ってるぅ、って。
 不意にしょうさんがマイクを客席に向けて、サビをまるまるひとつ客席に歌わせたんです。

 あったかかったなぁ。



 アマチュアユニット『こころね』としてのラストライブ。
 来年は『CEL−DE−KAIRO』の名でいよいよ全国にCDデビューです。
 こころねの今までを振り返るライブ、ということだったから、もしかしたらあの曲が・・・『エール』が流れるかもしれ ない・・・なんて期待はずっとしていたものの、実際演奏が始まったら嬉しすぎてどうしようかと思いました。マジで。
 エールってのは、私がみうらしょうファンになった(当時はこころねというユニットではなかったの)一番きっかけの曲。
 当時、繰り返し繰り返し歌われていた曲。大好きだったけれど、最近CDでしか聴くことができなくなってしまいました。
 こころねの新曲はどんどん生まれて、どれも大好きな曲ばかりなんだけど、その影で歌われなくなっていく曲も沢山あります。
 ライブの時間枠は限られているし、こころねも進化しつづけるし、それは仕方が無いことです。
 でも私はずうっと『エール』を聴きたかったんです。

 こころねのBBSにも書いたけれど。


 この詞が自分と重なる、とか、この音階が切なげ、とか、そういうんじゃなくて、エールというひとつの音の渦がもうヤバ いな。
 そういうのってスゲエ。

 これから歌われても、歌われなくなっても、エールという曲は鳴り続けてるよ、わたしん中で。


 なんだろな、あの歌のパワー。
 静かに一人でじっとり泣くこととかはあっても、こんな風にぼろぼろっとぶわっと涙が出たのは今年の2月のこころねライ ブ以来だな。
 あの時は、自分が耐えていた悲しいことが歌詞にシンクロしたり、こころねがくれた暖かいものが染みたりして 涙が止まらなかったんだけど、今日はちょっと違いました。
 何が悲しいっていうんじゃなくて、込み上げるものの名前が判らない。
 彼らは何か、力の源を持ってる。


 私は、まぁ昨日の日記で露骨に書いてるように、ライブどころじゃないくらいちょっと急降下してました。
 ライブどころじゃない、ってのは失礼な言い方だけれども、
「こんな気分のときにバイトなんて行きたくないよ・・・あんなに楽しみだった夜のライブですら盛り上がる自信ないよ」
っていう気持ち。
 それでもライブに行けばそれなりに感動するんだろうな、楽しめるんだろうな、って思っていました。
 何より、折角届いた完成Tシャツをみんなに渡さなきゃいけないのを私が投げ出すわけにもいかないし、バイトだって プライベート影響させるわけにはいかないですしね。

 だがしかし。

 それなりに、なんてレベルじゃなかったです。
 ああ、ライブに来てよかった。
 何も解決するわけじゃないけれどね。
 私の目の前ん道は依然風向き強い状態だけれどね。
 大好きなエールを聴いて、大げさに聞こえるかもしれないけど、ほんとそう思いました。


 有難う、こころね。
 それから、こころね同様すんごくあったかいこころねファミリーのみんな。
 有難う。
 いいライブでした。


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  Good Luck →2004年12月25日(土)



 ジェットコースターが急降下した瞬間、あらかじめ判っていてもやっぱり体はびっくりする。


 ――ってかさぁ。
 日本は広いんだぜぇ。
 東京だって、広いんだぜぇ。
 池袋駅だって迷う人がいるくらい広いんだぜぇ・・・。
 偶然か。
『偶然』って『刃物』だったのか。


 生きてりゃ色んな事があるもんだ。
 わたしも随分強くなったもんだ。


 でも、もっと強くなりてぇな。


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  Cherish Christmas →2004年12月24日(金)


 とんぼです。

 友人が急に、そんな事を言い出したら、どう思いますか?
 意味不明です。
 話しかけたら急に、自分の友人が何の前触れもなく「とんぼです」と言い出す。
 先日の日記を読んでくださった方にはなんとなくお分かりかと思いますが、 これは母の絡んだ話です。

 今、実家には既に弟が帰省中。
 パソコンにいくらか詳しい弟は、父に頼まれて会社の請求書やら何やらの関数計算を今夜組んでいるところでした。
 パソコンに詳しいといっても、芸大生はエクセルに触ることが殆どありません。
「ねぇ、あねさん。エクセルってこういう場合も関連付けって出来るもんなの?」
と、珍しく姉に聞いてきました。
 パソコンに関しては大抵のことは私より弟の方が詳しいのですが、わずかな期間ながらOLもやってたし、 エクセルは私のほうが多分経験あるのでしょう。
 弟との会話は、いつもMSNメッセンジャー。
 会社のパソコンにはメッセンジャーはダウンロードしていないので、一旦会社を出て家に帰って、家のパソコンを使って 語りかけてきたと思われます。
「おう、同じブックの中なら出来るよん」
と、答える私。
「うむ。判った。」
言い残して、彼は再びPCを開きっぱなしにしたまま家を出て、家のすぐ隣にある事務所へ向かいました。

事件はこの時に起こりました。

 メッセンジャーは弟のIDでサインインしていますが、これは母のパソコンです。
 弟のパソコンは下宿先におきっぱなしなので、帰省時は母のパソコンを借りて使います。
 開きっぱなしにしておくと、自分のパソコンだから当然のように母が使います。
 母はパソコンを仕事の資料作成くらいでしか利用しないのであまり詳しくなく、自分のIDでサインインしなおす必要性 を特に感じないまま、そのまんま使用するでしょう。
 母がパソコンを使っているところへ、

弟の友人がメッセンジャーで話しかけてきたのです。

 母のメッセンジャーは、おそらく弟と私しか登録されていません。
 母ぐらいの歳では、身近にメッセンジャーユーザーもそうそういるものではないのだと思います。
 弟のメッセンジャーには彼の友人が沢山登録されていますが、母はそんなことは知りません。
 自分と息子が実家にいるとなると、語りかけてきているのは娘(つまり私)に違いない、そう思ってしまいました。

母「とんぼです。」
友「?」
母「とんぼです。あいつは会社へ行ってしまった。ド具玉は帰ってきたのに」
友「?」

 ド具玉というのは父のことです。
 父は、若い頃沢田研二に似ているとよく言われたそうです。王貞治にも似ています。
 つまり、目がぐりんぐりんにめちゃめちゃ大きいのです。
 私は小学生の頃、目が小さいのがコンプレックスでした。
 目が大きいとは父のことを指すのです。
 佐藤藍子くらいなら大きいと言えるでしょう。・・・そう思っていました。
 今の歳になると目の大きい小さいには全然こだわりませんが、小学生の頃は「テレビで目が大きい方がいいってゆってた から私はダメなんだ」なんて短絡的に考えたりもしていたものです。
 私の事を、「目が大きい」という友人がたまにいましたが、社交辞令だと思っていました(笑)。
 特別でっかくもないけど、別に小さくもないんだなぁと気づいたのは本当に最近。
 また、父の、眉毛がきりっと濃く彫の深い顔立ちを、幼い頃羨ましく思っていました。
 目を閉じると土偶のようにまぶたがぽっこり膨らみます。
 それだけ彫が深くて、おっきい目をしているのです。
 昔父が寝ているとき、私が、
「お父さんの目は土偶だねぇ」
と言ったことから土偶様、どぐうさま、どぐさま、どぐたま、といった具合に徐々に変化し、今では「どぐ」と言えば父の事 を指すという暗黙の了解が那須家にはあります。
 ド具玉、というのは、母がタイピングの際「どぐたま」を適当に漢字変換したものです。
 つまり母が言いたかったのは、「父親は帰ってきたのに、あいつ(弟)は会社へ行ってしまいました。ここから先は 母が会話していますよ」ということ。
 娘と話していると思い込んでいるので、家庭内でしか通じない言葉を多用しています。
 友人には、この暗号だらけの母の言葉は謎でしかわかりません。
『?』ばかりを返します。

母「ここからおかかさまなのだよ」

 母がそう返すと、弟の友人はようやく事態を飲み込みました。

友「あ、お母様ですか。平素はお世話になっております。」
友「息子さんに、あとで連絡を下さいとお伝えいただけますか」
母「あ、ごめんなさい」
母「娘だと思ったものですから・・・」


 礼儀正しいお友達でした。
 事務所から帰ってきた弟は、この会話ログを見て吠えました。

弟「うわああああああん。ねえちゃん・・・かーさんが・・・かーさんが・・・っ」

 弟の取り乱しようは凄かったです(笑)。
 21歳男です。こういうの、とっても恥ずかしがる年頃なんじゃないでしょうか。

弟「ぎゃあああああああああああ。うあああああああああああ。」

 一体どんな友人だったのでしょうか。
 小・中学時代を知っているような身近な友人なら、ちょっと恥ずかしいで済むかもしれませんが、逢ったこともないような ネット上だけの友人とかだったら恥ずかしすぎますね。
 ハンドルネームを使って、本名を明かさずにネットしている人は、ネット上で演じている『自分』があったりします。
 友人の前で、例えば母が「あんたちゃんと部屋の掃除しとるんやろうねえ。電気つけっぱなしにしとるんやないの?」など と言うだけでも恥ずかしいものでしょうが、「とんぼです。ド具玉は・・・」ときては、恥ずかしいどころではないでしょう。
 私はそんな母を可愛いと思い、日記にまで書いているのですが、弟にとっては恥ずかしさが先立ちます。

弟「お前のせいだっ。かーさんの乱れはお前のせいだっ。うあああああああっ」

 やがて弟の雄たけびの矛先は私の方を向きました。
「『とんぼ』は『豚児』からきている。お前がふった会話のせいだ。おまえのせいだっ。『ド具玉』はお前の命名だ。 お前のせいだっ。うわああああああああん!!」

 弟に文句を言われて、母が凹んでいないかちょっと気になります。
 弟は真剣に怒っていたのかな? 脱力して「勘弁してよ〜」って暴れてただけなのかな?
 チャットの文章だけで会話していたので、その辺は私にはわかりません。
 浜口京子さんだって、お父さんがあれだけ注目を浴びても恥ずかしがることなく仲良しでとっても好感が持てます。
 弟よ、開き直った方がいい場合もあるぜよ。

 私は他人事なので・・・あー面白かった。



 今夜は予告どおり、ウエスタンサンタスタイルでストリートに行きました。
 去年舞台で使ったサンタドレスは背中も開いていてノースリーブですが、このウエスタンタイプは半袖ですが袖もあるし 背中も胸元も開いてないタイプ。無難でしょ。
 家を出たときは上に赤いコートを羽織って、サンタ服は見えないようにしましたが、コートのすそからひょこひょこ とサンタ服のスカートがはみ出します。
 赤い鞄。赤い靴。白いルーズソックス。赤いテンガロンハット。今考えるとどうにもイカれた格好です。
 何でこんな格好でストリートに出たかといいますと、一応理由があります。
 去年のクリスマスイブ、横浜桜木町でこころねファミリーのT君がサンタ服を着てチラシを配りました。
 そんなイメージで、「今年は私も一緒に着るっ」とT君と前々から打ち合わせをしていたのですが、今年はチラシを配っ たりはしなかったので私ははっきり言ってただの『イタイ女』だったかもしれません(笑)。
 しかもT君はサンタの格好で今年はサックスを吹いたので絵になりましたが、私はつったっていただけなのではっきり 言ってただの(以下同文)。
 更に、たまたま通りがかったひとに写真を撮られたり、面白がった(?)こころねファミリーが写真を撮ってくれたりして、 私は何をしに行ったのでしょう。はっきり言って(以下同文)。
 まぁね。
 横浜から、茨城から、普段は家が遠くて頻繁にストリートに来られないファミリーの面々の懐かしい顔もみんなあつまって、 凄く楽しいストリートだったから細かいことはまぁいいでしょう。

 めりー、くりすますっ。



【本日のBGM】
・Bridge/米倉千尋(シングル)
・まぐれ/猿岩石(アルバム)


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  不器用だけど真面目です →2004年12月23日(木)


 あなたは器用だね、といわれます。
 本当は不器用だね、と言うひともたまにいます。
 よくぞ見抜いた。
 ちょっとだけ器用なのは多分手先だけ。
 わたしの実態は、なかなかどうして結構不器用です。

 故に失敗もよくします。
 最近は、そんな不器用な私の感情を優しく受け止めてくれる、見守ってくれる人も多くて、嬉しいです。
 東京に来てからは、利用されることもたまにあります。
 騙されても信じたいと思ってしまう性分なのです。
 清らかぶってるわけじゃなくって、実際の話です。言い方を変えればおバカさんなのです。
 人には学習能力があって、私にもちゃんとそのカケラが備わっているようですが、それがちょっと悲しいときもあります。

 真面目にまっすぐに、周りの人を愛していきたいです。
 無力だけど、逃げないでここにいるからね。


 さて。
 さりげなーく、クリスマスが近づいてます。
 先日池袋西口公園で、こころねのストリートを聴いていたら、金髪の男性(結構美形だった)に、あるCDを手渡されました。
 彼の傍らには金髪美女。
 クリスマスCD、と言っています。
 どうやらその二人は聖書を広める活動をしている模様。
 ほかのこころねファン仲間は、
「もう貰いましたよ」
「とってもよかったですよ」
と、この二人にお礼を言っていました。
 ダイジェスト・バイブルと書かれた小冊子と、CDが一枚。
 今夜はこのCDを聴きながら日記を書いています。
 確かに、いいです。
 ゴスペルなど、5曲収録されています。
 キリスト教ではない私。聖書も読んだことがないけれど、このダイジェスト・バイブルは判りやすく読み安い冊子でした。

 今年のクリスマスは、珍しくわっくわく♪
 元来クリスマスには興味がなかったのに・・・東京に来てからそうでもないんです、私。
 一緒に過ごす誰かがいるとかそういうことじゃなくて、人手不足なバイト先を助けるべく仕事を入れておりますが(毎年 そうなのです)、それでも何だかわくわく。
 誰かの幸せを願える日とか、誰かが自分のためにカードを贈ってくれたりとか、それがとっても嬉しいこと だからかもしれません。
 22日、HOTROADの忘年会ではウエスタンバージョンのサンタ衣装で出席しました。
 毎年、忘年会はこの時期にあるので、私はサンタになるのです。
 去年まで使ってたサンタドレスは背中が大きく開いていて、下着を着用できなくて、更に袖が全く無いのでちょっと寒いの ですが、今年は違うバージョンにしてみました。
 でも半袖。室内だから寒くなかったけど・・・。なんでサンタドレスって寒そうなのが多いんだろう・・・。
 チャイナサンタドレスも持っていましたが、それはサイズが合わなかったので友人にあげました。
 サンタ服ばかり手に入る機会が多いのです。
 私にふりまけるのは愛想と祈りくらいだけど(>w< )


 忙しい忙しい忙しい忙しい・・・そんな師走に、ちょっとのんびりしませんか。
 24日、25日、両方ともこころねのストリートに参ります。
 ストリートが開催されれば、ですが。
 25日はバイトで遅くなるので間に合うかわからず、行けても21時すぎになりそうですが。
 去年は、クリスマスイブが横浜桜木町で、クリスマスが池袋西口公園で、両日ともストリートがあったのでした。
 こころねファミリー(ファン仲間をこう呼ぶ)のT君がサンタに扮してチラシを配って。
 あれはもう1年も前なんだなぁ・・・。



【本日のBGM】
・CRISTMAS IN HOPE(貰ったCD、アルバム)
・こころね The BEST/こころね(アルバム)
・again/VOXRAY(アルバム)
・Always/VOXRAY(シングル)
・夏の終わりに/T−BOLAN(アルバム)
・DAWN PURPLE/松任谷由美(アルバム)


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  忘れない、いつまでもあの恋 →2004年12月20日(月)


♪ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずばず♪


 のっけから一体何だ、とお思いでしょうが。
 この季節になると、頭の中をぐるぐる回るフレーズがあるんです。
 ある曲のイントロ。それが、今日の冒頭の『♪ずんずび・・・』なのです。
 ここまで読んで既にどの曲かわかった人がいたら、表彰状を差し上げます(笑)。
 街はクリスマス一色。
 イルミネーションが綺麗です。
 去年の今頃は、舞台『クリスマスベッド』が終わった頃ですね。
 山下達郎の『クリスマス・イブ』をステージの上で散々聴きました。
 正確には、クリスマスイブが流れる頃は私は楽屋で早替えの真っ最中だったのですが。
 この曲は毎年毎年、廃ることなく必ず流れますね。
『ラストクリスマス』も、去年その舞台で流れたなぁ。今年はドラマでも使われていますね。
 これも毎年、よく聴きます。
 クリスマスといえばVOXRAYさんです、なんてタイトルの日記を先日書きましたが、私にとってはVOXRAYさんも この季節に絶対聴きたいアーティストです(よく知らない、という人は、このサイトのリンクから飛んでみて!)。
 他にもクリスマスを連想させる曲はいっぱいありますね。
 今の私の携帯の着メロは、ドリカムの『VERY MERRY CRISTMAS〜サンタと天使が笑う夜』に設定しました。
 ドリカム自体が懐かしいけど、初舞台だった『さよならの終りに2001』の冒頭シーンで使われた曲なのでそんな懐かし さもある曲なんです。
 あとほら、この季節によく流れるB’zの曲があるでしょ。
 切ない悲しい歌でありながら、みんなこぞって着メロに設定していたり。
 
『いつかのメリークリスマス』。
 この曲をまず、この季節になると思い出します。
 ああ、最近B’z聴いてないなぁと思います。
 それで、連鎖的に幾つかのB’zの曲を思い出します。

♪ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずびずびずびずびずば
 ずんずびずびずばず♪

 そう、そこで思い出すのがこの曲なんです。
 さぁ、な〜んだ?
 ヒントは今日の日記のタイトル。

 今から5〜6年前になるかなぁ。
 実家の、1Fトイレから弟の歌声が聞こえてきました。
 たまたまトイレの前を通りかかった私。
 聴き覚えのあるメロディです。
 どう聴いても、あの曲・・・淡く青い恋を描いた、とても好きな曲。B’zの曲のイントロに聴こえます。
 私は、トイレから出てきた弟を呼び止めて思わず問いました。

「あんたさぁ・・・まさかソレ、恋心?」

 恋心。
 ずんずびずびずび、だなんて、あの綺麗なイントロをよくもまぁそんな汚い擬音で・・・と思ったものですが、 その印象が強烈過ぎて、あの日以来私の頭に焼き付いてしまいました。
 B’zを思い出すたびに口ずさんでしまうのです。
 ずんずびずびずばず・ず♪


 さて。
 今夜は大掃除をしております。
 もともと、年末にする予定はあったのですが、明日の朝J−COMのお兄さんが来てアパートの全戸対象に デジタル放送対応チューナーを設置してくれるってゆーのでその前から掃除することにしました。
 今大掃除の手を休めて朝食を食べてます。
 おなじみ、コンビーフ炒め(笑)。
 あれから、色んなバージョンを試しました。
 塩コショウだけのバージョンとか、醤油バージョンとか、カレー風味バージョンとか。
 今日はあらびきブラックペッパーバージョンです。味付けちょい濃かったみたいだけど、おつまみとかならこれくらいで ちょうどいいかも。
 今のところオイスターソースバージョンが気に入っています。
 金欠だからね。喜心に通うのも自粛気味なんですよ。ええ。

 部屋の掃除をしていると、さまざまなものが出てきます。
 私は掃除をすると、棚をひっくり返して整頓しなおしての大事業になることが多いんですね。
 そうでもしないともう収納できない!
 高校の時のリレー小説のノートや交換日記は、何故か実家においておかず東京に持ってきたらしく、こういう時に発掘 されます。
 恥ずかしくてとても人に見せられるシロモノじゃないですが、個人的に読み返す分にはウケます。
 読み返していたらいつの間にか朝・・・なんてことにならないように(笑)、頑張りたいと思います☆
 そして実家に帰ったら実家の私の部屋の整理を・・・。
 考えたくないけど今年こそ・・・。引越しの爪跡生々しい雑然とした部屋をなんとかしないと。
 帰省するとどうしてもばーちゃんとこたつで寛ぎたくなってしまうので、自分の部屋には寄り付かないのです。
 今年こそ。要らないものとかきちんと始末しなくちゃ。
 年末ぎりぎりにしか帰れないから、来年にも持ち越すことになるだろう・・・なぁ・・・ガクッ。
 ちなみにただいま、洗面所とコンロ・流し周辺が終了してます。
 あと、棚の整理が2段終了。
 水周りがきれいになると気持ちいいですよね。あとお風呂場とトイレと・・・。
 あ、水周りもいいけれど、冷蔵庫先にやらなきゃ。
 早めに整理しておけば、帰省まえに片付けなければならないもののチェックも出来るってもんです。



 こころねfamily(ファン仲間のこと)のひとりが、最近私を『白子』と呼びます。
 今日、道を歩いている時に「白子さん白子さん」と結構大きな声で呼ばれました。
 由来はですね。
 私が自身のことをネット上で『白百合姫子』と名乗ったりすることがあります。
 勿論冗談で、です。白百合のように可憐な姫、という意味で(爆)、しらゆりひめこなのです。
 その人は私を白百合とは呼びたくないらしく、略して『白子』と呼ぶのです。
 今まで、色々なあだ名がありました。
 私は人にあだ名をつけることが多く、あだ名をつけられることは比較的少なかったですね。
 苗字が少しだけ珍しいことから、なっさん、那須、なちゅびー、那須ぼん、なすっちetc、苗字や、苗字をもじった あだ名で呼ばれることが多いです。
 最近はもっぱら『なすぺん』『那須ちゃん』と呼ばれます。
 拓さんだけボロとかボロペンと呼んだりします。
 今までで一番キョーレツだったあだなは、中学の時の同級生のY子ちゃんが私につけた『あほあほまん』。
♪前が黄色で後ろが茶色、っていう、当時流行ってたお笑い番組に出てくるアレです。
 朝の満員電車の中で、同じ車両の端っこの方から、
「あっ! あほあほまんだ! おはよ〜」
と叫ばれた時の恥ずかしさは今も忘れません。
 でも、この『白子』は、『あほあほまん』をしのぐ最低あだ名かもしれません(笑)。
 食材としては高級ですが、魚の精子なわけですよ。
 あほあほまん、は、由来さえ気にしなければこの『白子』よりはマシな気がします。
 白百合を語りたかったのに、同じ白でも白子じゃあ・・・。

 私ってそんなに生臭い(笑)?


 白百合というのは自分でも無理を承知ですが(笑)、せめてぺんぺん草くらいにはなりたい今日この頃です。


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  新宿の昼 →2004年12月19日(日)


 17日は徹夜で飲んでました。
 パーティーがあったのです。
 12月は飲みの席が多いですねぇ。
 18日はバイトに行き、夜は早々に寝ました。
 というか夜を待たずに寝ました。
 どえらい(岐阜弁)寝て、今日の昼に目を覚ましまして。
 渋谷に出かけました。
 たっちゃんこと野田達也氏のライブです。

 たっちゃんのライブに行くのは今年の5月以来。
 でも、たっちゃんだけを目当てにライブに行くのは初めてです。そういえば。
 ライブがあるよ、ってメールをくれたのも初めてだからかな(笑)。
 舞台は連絡くれてたので観に行ったんですけどね。
 こころねと対バンの時は何度も行ったことがあります。

 ぎりぎりに目覚めたので(ライブ14時から、起きたの12時半)、あわててシャワー浴びて飛び出しました。
 髪を乾かす時間もないのですが、垂らしておくと風邪をひきそうなのできゅっとアップにして。
 朝ご飯なんて食べてる余裕なかったです。渋谷まで歩く時間も含めて自宅から50分はかかりますしね。
 ライブハウスはワンドリンク制で、抹茶ウーロンを飲んだので空腹にアルコールがきゅうっときました。

 渋谷を出て、今度は新宿で下車します。
 まずオカダヤへ。
 早急に探しているものがあるのですが置いてなく、店員さんにカタログを見せてもらいました。
 何を探しているかは後日また改めて書きます。手に入ってからね。
 そして、珍しく新宿に来ているしとドンキへ。
 新宿に出ること自体は珍しくないんですが、一人で、しかも時間的余裕を持って新宿に来ていることはまずないんです よ。
 何か目的がないとこない。
 目的のために時間を費やすので、ぶらぶらする時間はない。

 17日にね。
 呑みの2次会で、高安さんの実家の近所の焼き鳥屋さんに行ったんです。
 お店のお姉さんが面白くって面白くって、また行きたいなと思います。
 それで、そのお店に、こんなものがぶら下げてあったんです。
←これはお店で撮った写メ。
 バックに写っているのはお店においてあったフルーツです。
 ドラえもんだぁ! と興奮したわたしは、ぶらさげてあったのを外して貰って目の前に置き、たっぷり眺めたあと写メに 撮りました。
 ドラえもんがハートを抱いているでしょ。
 このハートに、NOVEMBER24って書いてあるんです。
 以前、365日のバースデーテディが 大流行しましたが、そのドラえもんバージョンの模様。
 11月24日はお店の旦那さん(?)の誕生日で、お客さんが買ってくれたんだそうです。
 ドン・キホーテに売ってるのよ、とお姉さんが話してくださいました。

ドンキか・・・!!!

 最近放火なんかでうわさになってるドンキ。
 埼玉新座のドンキや池袋のドンキは昨年散々利用しました。
 今日は折角新宿東口にいるから、と、歌舞伎町のドンキへ向かいます。

 2階にバースデードラは確かに置いてありました。
 しかし、高いところにその棚があったので身長の低い私は背伸びしてやっととれる感じです。
 ぱっと見た感じ各月5〜6個ずつしかないみたい。
 ちょうど通りかかった店員さんに聞いたら、
「出てるので終わりですよ」
と、在庫が無いことを告げられてしまいました。
 在庫切れ前に来ることが出来た、と考えるとラッキーなのかもしれないのですが、自分の誕生日ドラをGETできなければ 何の意味もありません。
 薄い期待の中、うんしょっと背伸びをして『7月』の棚から一個人形を取り出してみました。

JULY 24

 7・24。
 7月24日!!!
 いきなりビンゴです。
 MYバースデードラなのです!!!
 残りの7月を全部掘り出してみたのですが、24日はコレ一個でした。
 かあさんやったよ。
 めぐり合えたよ!!!
 右は、帰宅後撮った写メです。うわぁい♪
 今日は新宿に来て本当によかったと心から思いました。
 これどうしよっかな。どうしよっかな。
 2個GETできれば、1個は鍵つけて毎日使うんだけどな。
 ぬいぐるみの類は、キーホルダーにしたり携帯につけたりするとすぐボロく汚くなってしまうのです。
 しばらくは部屋に置いておく予定。
 鞄につけようかなぁ。
 思案中なのです・・・ぐふふふふふふふ・・・。

 ←ドンキを出てすぐ、こんなお店を見つけました。
 岐阜の人がやってるのかな? ラーメンと餃子のお店です。
 今日は新宿で麺通団に行くと決めていたので、このお店の味は確認できませんでした。
 古そうなお店です。
 麺通団は、讃岐うどんのお店で(またもやうどん)、前回公演中にげんちゃんに連れて行ってもらった場所です。
 一人で行くのは今日が初めて。
 記憶も何だかあやふやだったのですが、ちょっとうろうろしたけど、ちゃんと着くことが出来ました。
 その、『ちょっとうろうろ』の間に『岐阜屋』をみつけたんですね☆
 麺通団では、本場の讃岐うどんが食べられます。
 今日は日曜日で喜心も休みだし、滅多にこない新宿だし、行ってしまいました。
 金欠なのに外食、とは言え、本日の出費はライブでのドリンク代500円とうどん代340円とドラえもん代499円。
 うどん代がドラえもんのキーホルダーより安いv
 道ももう完璧です。
 今日覚えたんで、もう迷いません。

もう、迷わない。

 ↑これ、いいでしょ。
 散々道に迷ったあとにこの台詞を口にするのがマイブームです。
 何だか青春っぽい響きがある言葉というか、漫画っぽいっていうか。
 文章では説明難しいや。
 背景に点描か飛びそうなくらい、目の中に星が輝きそうなくらい、感情を込めて言うのがコツです。

「もう、迷わない。・・・あたし・・・迷わない。まっすぐ駆け抜けていくわ・・・!!!」

 これが使用例(笑)。
 感情を込めて芝居がかって言う割りに、行き先が公衆トイレとか切符売り場とか大したことない場所だったりします。

 さて。
 実家では今年も干し柿を製作中な様子。
 左は母から来た写メールです。
 干し柿作りは結構めんどう。
 干し柿作りや梅肉エキス作りなどは弟が手伝っていたのですが、今年弟はまだ実家に帰省せず大阪で風邪をひいている 模様です。
 渋柿の皮を剥いて、紐をくくりつけて、焼酎に浸して、干しておきます。
 干し柿好きです。
 実家で作る干し柿はでかくって、んまい!
 父上、母上、今年も有難う。
 今年も娘は手伝わなくてごめんよ・・・。
 今から帰省が楽しみです。


 弟といえば。
 前述したとおり、今風邪をひいてダウンしているようです。
 12月1日の日記にも書きましたが、以前私が 風邪をひいたときに弟は『養生せよ』とメールを送ってくれました。
 よって母から、
「今日は○○○○(弟のあだ名)が体調不良だよ。養生せよと言ってやる番だよ
というメールが来ました。
 ほいきた、と私が弟に『養生せよ』とメールを送ったら、弟からこんな返事が返ってきました。

【件名】有難う(T_T)
【本文】結構ね、薬も効いて今日は元気なのだよ

 はっ・・・・・・Σ( ̄□ ̄;)
 この見覚えのある文面は!!

間違いない。

 一ヶ月前、私が弟に送ったメールだ!
 養生せよ、と言われて、こう返したんだった。
 弟・・・覚えていたのか。あなどれないやつめ。

 早く風邪治せよ。
 ほんとだぞっ。


 私は明日、自転車と格闘の予定です。
 上京してすぐ、近所のDAIK(SEIYUの系列のホームセンター。現在はSEIYU2号館と名前を変えた) で買った広告の品8000円の折りたたみ自転車をいまも使っているのですが、風雨にさらされてサビがひどいんです。
 折りたたみなのと、塗装のない部分が多いのが問題。
 でも、まだ乗れます。
 そこで私は百円均一で自転車塗装用スプレーとやすり、マスキングテープを買ってきました。
 スタンドが一本なので、毎日のように風で自転車が倒れ、ライトが割れます。
 それも防ぎたいので、両立スタンドに変えようと思います。
 ライト壊れると1000円はするので、結構痛い出費なのです。毎日のように自転車が倒れるわけですから。
 あしたどこかで新聞紙とか段ボールとかを敷いて塗装をします。
 青いスプレーなので、この自転車はドラえもん号として生まれ変わります!!!

 でもね。

 黄色いスプレーを買えばよかったなぁと思っているんです。
 ベルがドラえもんの顔型
 鍵がドラえもんの顔型
 更に本体まで青くなったらしつこいかも・・・。

 まいっか。

 でも、明日予報は雨なんですよね。
 雨が降ったらやれません。
 晴れ間がのぞけば、実行できます。


 あぁした、てんきに、なぁ〜あれっ♪


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  クリスマスソングといえばVOXRAYさんです。 →2004年12月16日(木)


 こころねnewアルバム『こころね the BEST』を聴きながら日記を書いております。
 うちのコンポにはCDが3枚まで入るので、VOXRAYさん のnewシングル&newアルバム、そしてこころねのベストアルバムの3枚をヘビーローテーションで回してます。
 夕べは流しっぱなしで寝てしまったためにVOXRAYさんのリーダーりぃちぇさんと川へダイビングする夢をみました (どんな夢や)。
 そんな夢の余韻に浸る暇も無く、目が覚めたら朝からあわただしくって、忙しくって、分刻みで時間に追われた一日でした。
 それでも間に合わない用事が一つあって、井上甲子ちゃんに手伝って貰ってしまいました。
 急な話だったのに、甲ちゃんありがとう(>w< )
 朝ごはんをようやく食べたのは23時半頃になりました。体によくないね。

 今日、一つ肩の荷がおりました。
 最近の『やらなくちゃいけないことリスト』のうちの、一つが終わったんです。
 何とか間に合ってよかったぁ。
 絵は気分がのらないと描けない私。最後の最後でノッてきまして。
 よかったよかった。
 業者さんにはぎりぎりまで待ってもらってご迷惑をおかけしました。
 何の絵なのかは、そのうち日記に書きます。いまはまだ秘密っ。

 年末は忙しいですね。
 みんな忙しそう。
 でも、これを乗り越えると実家でのんびり出来ると思うと嬉しいです。
 年賀状書きと大掃除もそろそろ開始しなくちゃ。
 ホントの年末は実家で自分の部屋の掃除をするつもりなので、東京の部屋は今のうちに掃除しておかないといけない のです。
 みんな元気に、幸せに、年を越せますように・・・。
 旧サイトにあった裏ページのコラムにも書いたことがありますが、私はクリスマスのロマンチックな街並みに反発を覚えて しまいます。
 怒りとかイライラとかじゃなくて、妙に冷めてる私。
 なんで恋人達の聖夜なのさ、みんな何を祝ってるのさ、って。
 だから年末になると、どうもクリスマス云々より年越しを考えてしまうみたいです。
 まぁ・・・でも、クリスマスへの反発も私ももう高校生の頃の私じゃないですからだいぶ緩和されました。
 割り切って楽しめるようになってきました。
「別にキリスト教でもないからクリスマスプレゼントはなし」
という親の方針を、他家は他家、うちはうちだとのみこむためには、
「ケッ、クリスマスなんてケーキ屋の陰謀だ。みんな踊らされやがって」
くらいに思い込む必要があったのかもしれません(笑)。
 いや、でもこれマジに思います。
 子供って、どうしても他の子がうらやましくなったりするじゃないですか。
「○○ちゃんがクリスマスにファミコンソフト買って貰ったってぇ。みんな買ってもらってるよぉ。」
 そういう心理があるんじゃないですかねぇ。
 それでも、何度かはクリスマスにプレゼントを貰った事があって、それは凄く嬉しかったのを覚えています。
 諦めていた分サプライズでスペシャルだったんですね。
 去年のクリスマスイブは、桜木町の水辺にかかる橋の上で、綺麗なイルミネーションを背景に、こころねのライブを がたがた震えながら楽しみました(笑)。冬の桜木町は潮風がすんごい冷えるんです。でも楽しかったなぁ。
 去年のクリスマスは、池袋西口公園でこころねのライブを楽しみました。
 VOXRAYさん(当時は水もれ泡介さん)と池袋駅前で逢ったり。
 クリスマスソングといえばVOXRAYさんが絶品です。
 今日聴いているCDも最高。
 一昨年のクリスマスは何してたかなぁ。あ、餃子だ。餃子売るバイトしてた。
 サラダとかチキンとかを扱っている惣菜売り場はかなり混んでて、うちはかなり空いてた。
 クリスマスに肉まんとかシューマイとか食べないもんねぇ・・・。
 当時いた社員が、
「イブにシューマイいかがっすかぁ。餃子いかがっすかぁ。にんにくたっぷり、スタミナつけて今夜励みましょう!」
なんて具合に適当に呼び込みしててすんごい恥ずかしかった記憶があります(笑)。
 いちおう、百貨店なんですから。その呼び込み文句はどうかと思います。
 因みに呼び込み効果はありませんでした(笑)。
 愛する人たちが。
 怪我もせず、風邪もひかず、幸せに年を越せるといいなと思います。
 切実に。


 明日も忙しいぞ・・・。
 FIGHT☆


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  衰運 →2004年12月15日(水)


 最初にごめんなさい。
 今日の日記はすこぅし、暗いです。
 それでもいいよという人だけ、先に進んでくださいm(_ _)m


 その人は、自分でも云う通り、以前より随分『大人に』なったのかもしれません。
 以前は我侭が、自信過剰が、何よりも勝って見えたものでした。
 私には愚痴ばかり零す人ですが、今日はその愚痴が初めて呑み込めました。
 あなたが怒るのも無理はないねと初めて云えた気がします。
 それは、すこぅし、嬉しかったです。

 占いで。または風水で。いつものアレ(PCのディスプレイに定期的にニュースなどが表示されるサービス)において、 今日は衰運だといってました。
 なんだかね。
 今日の私は、動けば必ず失敗するんだそうです。
 占いは私にとって絶対なんかじゃなく、単にエンターテイメントの一つでしかないけれど、今日のコパさんが言わんと している事は判る気がします。

 逢うべきではなかった。

 逢うべきでは、なかったんだと思うのです。


 この人と逢わないと決めて、9ヶ月もの長い間逢わなかった理由を思い出しました。
 道端で、お店で、偶然に会うことはありました。
 人望があって、老若男女に愛されていて、私もいい友人だと思います。
 具体的にここでは述べませんが、いいところをいっぱい持っている人なんです。
 根っこの部分は、尊敬できるところがあります。
 でも、そういう事じゃなくて。それだけじゃ拭えなくて。
 淀むのです。
 私の心が、忘れかけていた淀みに沈むのです。
 自分でも上手に理由を解析出来ないけれど、自分を潰されているような感覚です。
 この人は私を友人と呼ぶけれど、その友人という響きの中に時折『道具』的要素が含まれている瞬間があります。
 そして、私以上に『一個人の人間として扱われていない人』が、友人とは呼ばれていない人が沢山います。
 人と比べてどうこうっていう問題じゃないけど、私は比較的特別よい扱いを受けているらしいです。
 その人にとっては当たり前の感覚みたいです。
 私にとっては、受け入れ難い感覚です。
 生まれるのは他の人への優越感ではなく、ただ嫌悪感。
 他人の気持ちを汲めない人が、自分の気持ちを判ってくれよと頻繁に訴えかけてきても返す言葉がないのです。
 求めるものも互いに違うのでしょうね。
 穏やかに会話を交わしたのに、家に帰ってから激しい胃の痛みが襲いました。
 ちょっと自分でもびっくり。
 その空虚は胃が痛むほど強いものだったのかぁ、って改めて思いました。

 何か今日はコパさんだけでなくどの占いも不調を示していますねぇ。
 なんだいなんだい、ぷんぷんヽ(`Д´)ノ
 運は自分が切り開くものなんだぞう。
 今日のテーマは『笑顔』で行こう。『笑顔』で!
 ・・・でも無理に笑うのもよくないか。


 淀んだ時間は自分を蝕むだけで何も生み出さないので、なるべくこのことは考えないようにします。
 楽しいことだって、絶対あるわけで。
 新しい携帯嬉しいなとか。
 新しい携帯嬉しいなとか。
 新しい携帯嬉しいなとか。
 ・・・他にもないかなぁ(笑)?


 さて。
 わたしの携帯がついにテレビつきになりました。

 ちょっと前までは『最新スペックの携帯』というものに興味がありましたが、最近は全く興味がありません。
 ケンウッドが携帯業界から撤退してから、ケンウッドでないならどんなものでもいいやと思うようになりました。
 ボーダフォンユーザーでない方はご存知ないかと思いますが、ボーダフォンの携帯にはパケット対応機種とそうでない機種が あります。
 パケット対応でない携帯だからといって、インターネットやメールがまるで使えないわけではありません。
 メールやインターネットの課金制度が違います。
 パケット対応機種はそのバイト数によって料金が違うのに対し、不対応機種は定額です。
 送受信できるメールの数が、3000文字と5000文字の違いがあります。
 ムービー写メールもパケット対応機種のみです。
 以前は絵文字の量も違いがありましたが、今は変わらないようです。
 ケンウッドで、初めて当時最先端だったパケット対応機種を持ってから、今までずっとパケット対応機種を使ってきました。
 でも今回、携帯の不調により機種変更を考えた時に、
「パケット対応機である必要はないんじゃないか」
とふと思ったんです。
 受信するメールが3000文字を超えることは滅多にありません。
 送信するメールは3000文字をしょっちゅう超えますが(稽古報告メールとか)、そんなのはパソコンで打つか分割 して送ればいいだけのことです。
 勿論送受信できる写メの大きさも変わりますが、デジカメもあるしあんまり携帯のカメラにそこまでの機能を求めません。
 ボーダフォンのムービー写メールは画像も非常に荒く、殆ど使ったことはありません。
 じゃあ、安いのでいいや。

「一番お安い携帯はこちらになります」
 ショップのお姉さんに紹介された機種はSA●YOだったので、現在SAN●Oを使って使いにくさに辟易していた 私は、二番目に安い携帯を買うことに決めました。

 それが、SHA●Pのテレビ付き携帯だった、というわけです。

 最近値下げして、随分売れているんだそうです。
 私もとうとう●HARPの手先になりました。
 S●ARPという会社に対しては何の文句もないのですが、以前ケンウッド携帯をこよなく愛していた頃、突然カラー携帯 を販売したりして最先端を行っていたSH●RPを何となく敵視していたのです。
 頑張れケンウッド! SHAR●に負けるな! なんて(笑)。
 そんな理由で、今回は何となく敗北感があります。
 我ながら変な感情。


 携帯にテレビなんて別に必要ないと思っていた私ですが、イヤホンつけて帰りの電車の中で何気なくチャンネルを変えて みたら、これたまにはいいかもと思いました。
 電車の中は基本的に本を読むことに決めてますが、例えばどうしてもチェックしたい番組があるのに帰宅が遅れた時とか ね。



 今日は忙しいのです。
 今日の昼12時くらいまでに仕上げなくてはいけない絵があります。
 午前中にボーダフォンショップにも行きたいんです。
 だからとにかく絵を仕上げなければなりません。
 でも・・・。
 私、絵は描きたい時にしか描けないんです。
 すっかり気持ちが淀んでしまって描けなくなったので、困惑しています。
 自分が汚らわしい存在にすら思えるんですよねぇ。不思議だ。
 電車の中で周りの人と沢山目があっただけで、私は何か変だろうかと鏡を見てしまうほど。

 顔に何かが張り付いているような気がしました。
 拭き取っても拭えない何かが。


 鏡の中にはいつもの私がいました。


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  こんびいいいぃぃぃふ! →2004年12月13日(月)


 何事も『過ぎる』のはよくない。

 先日拝聴した立川こしらさんの『短命』にもそんなフレーズがありました (この日の落語については12月9日の日記参照)。
 全くもってその通りでございます。

 池袋に、ある居酒屋がありまして。
 元HOTROADメンバーのJohnny常松さんと常松洋子さん(旧姓宮原)に教えて戴いた、穴場っぽいお店なので あります。
 サラリーマンのおじさま達が席を埋めているそのお店、若い女性客はほとんどいません。
 このお店、いわゆる家庭の味というヤツで。
 家庭の味と言っても、丹念に煮込んだ煮物とかではなく、平成の食卓な感じ、かなぁ。
 ざっくり焼いた大味の玉子焼きが妙に美味しかったりします。
 そいでもって、どえりゃー安いのです。
 この居酒屋で、コンビーフの美味さを知りました。
 キャベツとコンビーフが炒めてあるだけのメニューがあるんですが、これが美味しい。
 那須実家では、コンビーフは食卓に登場しません。
 東京に来るまで知らなかった味であります。

 昨日、かおりさんに落語会に連れて行って戴いたことをこの日記に書きました。
 落語会の後、喜助さんと席亭さんの話を伺いながらBarで寛いだことも書きました。
 このBarに、『もやしのコンビーフ炒め』があったんですね。

久しぶりだぁ!

 すっかり嬉しくなった私。
 幸せな気持ちでいただきました。
「近々、自宅でも作ろうっと。今はキャベツが旬だから、キャベツ入れようっと」
 かおりさんにそんなことを語った私ですが。

かおりさん、有言実行しましたよ。

 で〜〜〜ん。


 丼一杯。
 そう、コレ、お皿じゃないんざますよ。
『渡る世間は鬼ばかり』の、『幸楽』の丼いっぱいの、キャベツともやしのコンビーフ炒めが出来上がってしまいました。
 キャベツ半玉、99円。
 もやし一袋、99円。
 コンビーフ一缶、99円(ただし、馬肉使用のニューコンビーフ)。
 昨日帰り道99円ショップに行ったんです。
 野菜ってのは水が出てかさが減るのさぁ! 全部いれちゃえー♪
 うほほーい☆ いっぱいだぁ! 幸せさぁ!!
 そんな精神で作ったらこうなりました(笑)。
 この写真は見た目美味しそうじゃないかもしれませんが、美味しかったですよぉ。

 そんなわけで、今日は朝っぱらからキャベツともやしのコンビーフ炒めを戴きました。
 昼はキャベツともやしのコンビーフ炒めを戴きました。
 夜は豆腐のハンバーグと味噌汁、白いご飯を戴きました。

 あれ?
 朝と昼、おんなじだよ???

 ・・・食べ切れなかったんです。
 大体、昨日の夜ももやしのコンビーフ炒め食べてるわけだしさぁ。

 何事も『過ぎる』のはよくない。
 そんなお話でございました。げぷっ。


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  VS睡魔! →2004年12月12日(日)


 小栗左多里さんの、『ダーリンは外国人』が好きです。
 話題になった本なので、ご存知の方も多いかと思います。
 国際結婚をされた著者ご自身の経験から、環境のまるで違う国で育った旦那様との日常を描き、それぞれの気質と文化を 考える・・・そんな感じの本です。
 これがすんごい面白いのです。

 たとえばですね。
 日本人は、とにかく身内を謙遜する。
「お宅のお嬢さん、いい娘さんですね」なんて言われると、外国では「有難う」なんて返したりもするけれど、
「いえいえ、とんでもない。いくつになっても遊んでばっかりで、家事のひとつも出来ないんですよ」
 なんて具合に謙遜するのが日本の美徳。
 でもまぁ、必要以上に謙遜するのも嫌味だったりしますよね。
 自慢するわけじゃなく上手にあっさり良さを認める外国の人の方が感じのよい時もある。
 そんな内容の章があります。
 そこに、

IQ200の愚娘、スマートな豚児

ってイラストが載っていて、読んだとき私はふいうちを食らったように大爆笑してしまいました。
 ツボにハマったのは「スマートな豚児」。
 キリッとしたスーツ姿の青年が描かれていて、確かに「豚児」という言葉は似つかわしくありません。
 それでも豚児と言うんです。確かにオカシイ!

 今日の夜チャットで母にその話をしたんです。
 母は私の弟の事を豚児豚児と言うことがあります。
 家族間で交わされる冗談においてなのですが、生まれつき顔立ちが丸い弟にはその呼び名もさほど違和感がありません。
 それで、
「確かに面長でスラっとした豚児っておかしいよねぇ」
と母にいいました。
 そしたら母は意外な事を言い出したのです。
「わたしは豚母。・・・トンボ・・・」

「トンボ。気に入った。これからトンボと名乗ろう」

 突然で一瞬きょとんとする私。
 あははははは、と返事を返してから、私の頭の中には疑問符が沢山飛び交いました。

気に入った? 何故??

 よくわかんないけど好きだなぁ、母のこういうノリ。
 普段は落ち着いてしっかりしていて、たまに覗かせるユニークな一面に、幼い頃何度もびっくりさせられました。

 これからトンボと名乗ろうという言葉を最後に、「それじゃ、仕事に戻るから」と会話を終える母。
 母に別れを告げて、私もしばらくチャットウインドウを閉じて、外出中に届いたメールの返事を打ったりしました。


 しばらくして、メッセンジャーを再び開くと、一点の違和感に気づきました。
 母のチャットネームがいつの間にか変更されていたのです。
 さっきまでは「ややよいやよい@あらよいよい」だった・・・。
 母のチャットネームについては、過去の日記 (2003年9月27日10月19日) でも触れたことがあります。
 最近変更されてなかったので、ボディーに来ました。

TOMBOW@ARAYOIYOI

 早速トンボ!?
 しかも何故アルファベット表記?
 トンボ鉛筆のトンボのスペルになっています。
 更に、アイコン(MSNメッセンジャーの、自分の好きな画像が表示できる窓)も、昆虫のトンボ(アキアカネ) のイラストに。
 蜻蛉!?
 豚母でなく? 蜻蛉なのね??
 師走の母は急がしそうで、夜遅くまで職場から持ち帰った書類と戦っています。
 毎日毎日仕事をする母。
 私とのチャットも、
「じゃあ、仕事だから」
といつもより早く切り上げる最近の母。
 そんな忙しい時期に、この行動力は何でしょう。

一体何が母にそこまでさせたのか。

 急に変更されていたチャットネームに思わず突っ込みをいれると、
「綴りは合ってるかしら。鉛筆(トンボ鉛筆)がなくて」
と、至って普通の様子。
母「これが『豚母』だとは誰も思うまいて」
私「・・・思わないだろうね(笑)」


 でもごめん、母さん。
 私の中にしまっておくには面白すぎてさぁ。
 日記のネタにしちゃったよ。
 それにね。
 あたいはおかんの娘だよ。・・・間違いない。



 さて。
 今日は落語を聴きにいく予定がございました。
 かおりさんに連れて行っていただくのです。
『新宿獅篭の会』以外の落語会には行った事が無い私。
 そりゃあもお、楽しみにしておりました。
 しかし、夕べは徹夜作業でした。
 2連徹でございます。
 寝不足で落語に行くと、どんなに面白くても睡魔に負けかけるので、朝「ちょっとでも寝るべ!」とベッドにもぐった私。

 最初に目が覚めたら、午後3時でした。
 落語会は午後3時。
 やべえ! 間に合わない!!
 目的地は小田急線の読売ランド前駅近く・・・急いでも歩く時間含めて一時間半はかかります。
 落語会開始の時間に自宅にいては・・・。
 が〜ん、と思う私。
 そこで目が覚めました。

 夢かぁ。

 時計を見ると、まだ眠ってから10分程しか経っていませんでした。
 寝坊、それこそ今日の私が一番懸念していたこと。
 かおりさんにも、
「心配なのは睡魔です」
と前日メールしたほど。
 2連徹、3連徹なんてするもんじゃありません。万が一すると、その次寝たときに20時間ぐらいの寝だめをしてしまいます。
 とにもかくにも起きる自身がなくて、眠いのに緊張していてこんな夢を観たんだと思います。
 寝るべ寝るべ。

 しばらく、眠りにつきました。

 次に目が覚めたら、夕方5時でした。
 5時・・・・・・。
 もう、びっくりしませんでした。
 どうしよう、間に合わないよう、って思わないからです。
 5時じゃあ、間に合うも間に合わないも一目瞭然。
 諦めるほか、ありません。  携帯を開くと、かおりさんから不在着信が何件も入っていました。
 あー・・・。あああああああ。
 こんなことなら、さっき目が覚めた時起きておけばよかった・・・。
 後悔先に立たずでございます。
 かおりさんにごめんなさいのメールをします。
 落語面白かったよ、また今度ね、と、やさしい返事をくださるかおりさん。
 そしてとっても切ない心持ちの私。
 もういいや、落語行けなかったならちょっとぐだぐだしよう。
 ベッドの中でちょっとだけぐだぐだして、ちょっと落ち込んで、起きて部屋の掃除でもしよう。
 そうしてベッドの中でぐだぐだしているうちに、だんだん眠くなる私。

 次に目が覚めたら、午後1時でした。
 最初、丸一日寝とばしてしまったのかと我が目を疑う私。
 窓の外には太陽。
 時計は、1時。
 日にちは・・・携帯を見ると、12月12日。
 携帯の着信履歴に、かおりさんの名前はありません。

何が現実だ・・・?

 答えは、「今が現実」でした。
 今までのは全て夢。
 たった今、本当に目が覚めたのです。
 中途半端に間に合うか間に合わないかぎりぎりの時間に目が覚めてしまいました(笑)。
 ベッドを飛び降りて、かおりさんにメール。
 待ち合わせの『1時30分新宿駅』には到底間に合いそうもないからです。
『イマオキタ マタレンラク』
 時間短縮のためカタカナで打ったそのメールが午後1時10分。
 そして、髪もぼさぼさすっぴんのままでトレーナーにGパンという一番ラクな服装でマフラー掴んで折り畳み傘折り畳む 時間も惜しんで肩に担いで、靴下も履かずにかばんにポポイっといれて、家を飛び出しました。
『イエヲデタ』
 かおりさんにこのメールを送ったのが、午後1時14分。
 起床から出発まで4分。
 カジバノバカヂカラハホントニアルゼ・・・。
 そんなことを考えながら駅へダッシュする私。
 待ち合わせ場所には、最短で45分かかるのです。
 しかも今日はその前にどうしても銀行に寄らなければならない。
 駅に着いたのは1時30分でした。
 たまたますぐに電車が来て、新宿に着いたのは1時49分でした。
 小田急線のホームへ歩いて移動して、小田原行の急行に乗ったのが2時1分。
 読売ランド前駅には、2時31分に到着致しまして。
 そこから会場まで歩いて15分ほど、3時の開演に間に合ってしまいました(>ω<ノ)ノ
 会場までの行き方を丁寧に詳しくメールしてくださったかおりさんのおかげであります。

 小田急線の電車に乗ったらですね。
 何だかすんごい激しく喧嘩している中年夫婦がいました。
 夫婦に見えます。多分夫婦だと思います。

妻「何を今更ぐだぐだぐだぐだ言って」
夫「お前こそなんだ、今ごちゃごちゃ言っても遅いだろう」
妻「大体貴方が強引だからいけないんです」
夫「お前がさっさと出さないからいけないんだろう」
妻「あなたがね、知ってる風に歩いていくから、こっちは頼るじゃありませんか。」
夫「電車の時刻を調べてあるなんて思わなかったからだろう。調べてあるならあるでお前がさっさと出せばいいじゃないか。 それを出さないからこういうことになるんだ」
妻「あなたはいつもそう、知ったかぶりして。分からないなら分からないと言えばいいんです。そうしたら私が教えたのに。」
夫「お前が気が利かないから悪いんだろう。乗る電車は快速急行だって気づかなかったのか」
妻「あなたが知ったかぶりなさらなければあなたを信用してついて歩いたりなんてしませんでしたよ。 仕舞いにはどの電車でも着くとか言い出して」
夫「あぁ、着くよ。どの電車でも着くよ。」
妻「あなた駅員さんに一番早く出る電車はどれだって聞くもんだから、駅員さんこの電車だっておっしゃったんでしょう。 だいたい聞き方が悪いんです。一番早く着く電車を聞かないと。貴方の言っていることはわけがわからないんだから。 いつも分からない。あぁ、わからない。何を言いたいのかわからない!」

 二人は大きな声で、人目もはばからず、何度も繰り返し繰り返し同じ事を言い合っているのです。
 暫く黙ったかと思うと、またどちらからともなく文句を言い出す。
 車内の乗客はみんな、その二人に釘付けでした。
 その隙に、私は鞄の中からおもむろに靴下を出し、電車の隅でこっそり履きました(笑)。
 ぼさぼさの髪を結いなおす間もあたりを見回しましたが、みんな夫婦に夢中で私の怪しい行動にも気づかない様子。
 しめしめ(笑)。
 鼻の頭に出来てしまって消えないニキビ跡にコンシーラーを塗って。
 折りたたみ傘をようやくきちんと袋に入れて。
 普段なら「電車の中でみっともない、恥ずかしい」と思う身支度を、一気にしてしまいました(>w< )
 あぁ、夫婦、ありがとう。
 しかしあれですね。
 延々聞いていると、まるで子供の喧嘩でした。
 人間ってのは、いくつになっても本質は一緒、ってコトですかね。
 電車の中には色んな人がいるでしょう。
 私のように、遅刻寸前で焦っている人。
 疲れて帰宅途中の人。
 日曜だからと遊びに来ている人。
 仕事の真っ最中の人。
 誰もがそれぞれの事情で乗り合わせているんです。
 私の事情は、誰も知らない。
 隣に立っているお姉さんの事情も、私は知らない。
 でも、この夫婦の事情だけは、乗客全員が知っている。
 なんだかその状況が妙におかしかったです。
 この二人はね、笹井さんのお宅に招待されたみたいです。
 笹井さんの奥様には2時半に着くと電話したのに、乗る予定だった快速急行に乗りそびれて予定が狂ったんだとか。
 別に急ぎの用ではないけれど、お互いバツの悪さを相手のせいにして罵り合っています。
 乗る電車がわからないイライラと、間に合わなかったがっかりと、お互いのうっかりが怒りに変わったんですね。
 仲直り出来たんでしょうか・・・ねぇ(笑)。


 本題が大変遅くなりましたけど。
 落語会です。落語会。
 五街道喜助さんという方の落語を2席、拝聴致しました。
 喜助さんはこの度真打昇進が決まったそうで、『五街道喜助』というお名前での席を私が拝聴するのは最初で最後かも しれません。
 入場し、配られたチラシに目を落としていると、人の良さそうな可愛い似顔絵がチラシにいくつかちりばめられていました。
「この似顔絵にそっくりな方よ」
とかおりさん。
 ほんとに可愛いイラスト。
 ほんとですかぁ、なんて言っていたら、ほんとにほんとに似顔絵そっくりな方が講壇に上がられました。
 張りのある、綺麗な頬のラインと優しい目元、チラッと白い歯が覗くキュートな口元・・・似顔絵とおんなじ!
 着物が似合う恰幅のいい方です。
 一席目は『火焔太鼓』。
 漫談をしながら、途中で羽織をするっと脱いだかと思ったら、流れるように噺に入っていくとてもきれいなスタイル でした。
 長い噺で、でも飽きることなく、とにかく食い入るように聞いてしまいました。
 私ね。
 朗読が大好きなんです。
 最近、この日記で「さだまさしさんの『解夏』が面白いですよぉ」なんて書いたんですが、あれを祖母にもすすめたくて、 視力が低下しつつある祖母は音読したほうがいいんじゃなかろうかとカセットテープに私が朗読したものを録音してみたんです。
 文庫本で100ページ、全部で3時間かかりました。最後の1時間がうっかり消えてしまったので、撮り直す時間が とれずまだ祖母には送ってないんですけどね。
 しかも祖母、よぉく考えるとカセットテープの聴き方多分わかんないんですけどね。
 さらに、耳も遠いんですけどね。
 自分で聞き返してみて、自分の欠点がすんごくわかりました。
 養成所時代は、授業の一環で録音ブースで録音、なんてこともしたけれど、自分の朗読を録音するのはとても久しぶり。
 朗読自体が久しぶり。
 短いテキストを何度も何度も目を通してから録音するのとは違って全部一発撮りですから、結構集中していい訓練に なったと思うんです。
 でもね。
 愕然としたのは台詞の部分。
 物語に出てくる全ての登場人物の話し口調や声色に、区別をつけるのが私はまだまだとてもぬるい。
 自分で思った以上に、差別化出来てなかったんですね。
 そんな体験が最近あったものだから、余計に喜助さんの『火焔太鼓』の個々の登場人物にひかれてゆきました。
 出てくる人物がみんな本当に愛すべき人たちばかりなんです。
 しかも、上手にみんな別々の人格にきっちりわけられてる。
 巧みなんです。
 外さないんです。
 オチもきれいに落ちまして。
 いいもの聴かせてもらったなぁ、と、こう思いました。

 ここで、古い映画を一本観ました。
 席亭さんが、Barと映画館両方を持っていらっしゃる方で、映画と落語の両方がプログラムに組み込まれていたのです。
 予備知識がまるでない私に、かおりさんがそういった事を色々、教えてくださいました。
 映画は、うちの両親が生まれるより前の映画です。
『銀座カンカン娘』。
 曲は知っていましたが・・・古いフィルムでした。
 映画館では新作しか観た事がなかったので、こういう作品を映画館で観るのも私には結構貴重な機会でした。
 古今亭志ん生師匠が出演している、という映画。
 私はかおりさんに借りて読んだ、雷門獅篭さんの立川志加吾時代に描かれた漫画『風とマンダラ』に出てくる志ん生師匠 しか存じておりません。
 漫画の中の方が、フィルムの中で落語をやっていらっしゃいました。
 その『替わり目』という噺にはおでんの具がいっぱい出てきて、おでんがたべたくなっちゃったとかおりさんが 言いました。
 私も起きて4分で家を出た都合上おなかがすいており、おでんにハートをわしづかみにされておりました。

 喜助さんの2席めは『らくだ』。
 獅篭さんも9月15日の新宿の会で演られた噺なのですが、わたくしこの日は舞台『新宿笑猫亭』の稽古のため聴く ことが出来ませんでした。
 タイトルだけなんとなく覚えていて、初めて聴くお噺。
 この噺、やりようによっちゃぁすんごいグロッキーな噺だと思います。
 屍骸が出てくる時点でブラックです。
 でも、情が深いんだか浅いんだかわからない『らくだの兄貴分』と、同じくただ気が弱いのか人がいいのか情が深いんだか 浅いんだかまるでわからない『屑屋』とのやりとりが面白くて、楽しんで聴くことが出来ました。
 私、『しみったれ大家の奥さん(おばあさん)』がなんとなーく、好きだなぁと思いました。
 おばあさんの台詞は一言もなかったんですが、他の人から語られるおばあさんの動作が可愛らしかったんです。
『火焔太鼓』同様、これもキャラが立っているから惹きこまれてしまう。
 私はとにかく空想壁のある女ですが、それでも喜助さんの落語を聴いている間一時も他ごとを考えたりする隙がありませ んでした。
 落語をわかんない人が落語を聴くと、「普通なら笑う」ところで「笑えなかったり」します。
 かけ言葉の意味がわからなかったり、落語の専門用語を知らなかったり。
 多分、今日の私もいくつかの面白みを逃しているんだと思いますが、それでもとにかく笑って楽しい落語会でした。
 落語がわかんなくても、いいものは『感じる』ものだなぁ、とあたい的には思ったです。
 落語会が終わったあと、映画館のすぐ横のBarで喜助さんや席亭さんのお話を聞いたり、かおりさんとお話したり したんですが・・・これも楽しかったですね。
 喜助さんが話してくださる噺家さんのエピソードとかは、その人物を知らないために口を挟んだりは出来ませんが、 発言すると言う形でその場に参加しなくても、聞いているだけで興味深く面白い話ばかりでした。
 喜助さんの千社札も貰ってしまいました(*゜▽゜*)
 獅篭さんの千社札も以前1枚戴いたのですが、一枚では勿体無くて貼れません。
 喜助さんのは10枚戴きました。
 獅篭さんのももっと欲しいなぁと思う今日この頃です。
 言霊の概念を信じて、現実化を願って口に出してみました(笑)。  もっと言っておこう(笑)。
 獅篭さんの千社札ももっと欲しいなぁと思う今日この頃です。
 獅篭さんの千社札ももっと欲しいなぁと思う今日この頃です。
 獅篭さんの千社札ももっと欲しいなぁと思う今日この頃です。
 しつこい(笑)?

 席亭さん。
 新宿笑猫亭にも足を運んでくださったらしい席亭さん。
 私がお逢いするのは初めてでしたが、すんごいいい方でした。
 笑顔が人懐こくて、濃い毛に隠れた腕のラインは意外に細くきれいな指先をしていらっしゃって(これは関係ないか)、 逢って間もない私にはうまく表現する言葉が出てこないのですがとてもよくして下さいました。
 かおりさんは今日一日に10回は「席亭・・・いい人だ・・・」とおっしゃっていた様に思います(笑)。
 有難うございました(>w< )
 あたい幸せでした。
 幸せでしたよう。


 最後に。
 話はガラッと変わるのですが、ずっと日記に載せようとして忘れていたこと。
 何だかブレイクした、アーティスト『コーヒーカラー』さんのプロモーションビデオがネットでも観られるみたいです。
『桃井のファン』さん(お久しぶり!)がメールで教えてくださいました。
 こちらまた はこちらをクリックすると、500Kで視聴 できます♪
 私は2番のサビにしか登場しないんで(笑)、根気よく観てくださいな(笑)。


 おっといけない、日記に随分と時間を費やしてしまった(>ω<ノ)ノ
 明日の13時までに終えねばならない作業があるんです。
 あたい頑張ります(´-ω-`)
 どうも日に日に日記が長くなる・・・。
 今日も最後まで読んでくださった方、有難うございます。ぶちゅっ。・・・でろ〜ん・・・(←涎が糸をひく音)。

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  食べちゃうぞ食べちゃうぞ →2004年12月10日(金)


 いやはや。
 意味もなくバファリンをそばに置いておいたものの、特別いいコトは起こりませんでした(笑)。
 今夜は、でっかいマグカップでスウィートハニーティーを飲みながら日記を書いています。
 このマグカップは、ディズニーランドに親友Yと二人で行った時に買ったものです。おそろいで持ってます。
 Yと私は、二人とも紅茶をでっかいカップにたっぷり煎れて飲むのが大好き。

「これは買いでしょう!!」

 ティーカップなら3杯分は入りそうなどデカいカップを見つけた瞬間、二人で大騒ぎして買ったものです。
 スウィートハニーティーも、ディズニーランドに売ってる紅茶です。
 ディズニーにある紅茶はユーハイムの紅茶なんですが・・・これが結構美味しい♪
 クリスマス、年末にディズニーリゾートへ出かける方も結構多いかと思いますが、今年は私全く予定がありませんので お土産待ってます(笑)。
 今日も日記なんて書いてますがやることが終わったわけではありません。
 何で終わんないのかしらね。何でこんなにあるのかしらねぇ。
 一目ぼれの予感、などと言われて(右の画像参照)「ほほぅ」と思ったものの、一日中家に籠もって事務作業に 追われる一日となりました。

♪やらなきゃいけない事だらけ
 やりたい事つのるだけ

 最近再び引っ張り出して聴いてる、大黒摩季さんの曲が頭の中を過ぎります。
 かなり沢山、私の日常から零れ落ちていっているんですよ。
 大きな『やらなきゃいけないこと』は忘れず潰すんですけどね。
『あの人に手紙出さなきゃ』
とか、
『あの人にメールしなきゃ』
とか、
『郵便局に問い合わせしなきゃ』
とか、細々とした事こそ、零れ落ちてるんです。
 気づいてあたふた。
 とにかく書くこと、ですね。
 思いついたその場で、紙やホワイトボード、手帳に書き出す事。
 それしかないなぁ。
 ←折角、開運フードがうどんだったんですが家に籠もっていたのと今激しく金欠なのとで 喜心には行けませんでした。
 明日も行けないしなぁ。明後日は日曜定休でお休みだしなぁ。
 いけないと思うと食べたい・・・うどん・・・。
 今日の昼食は、春雨ヌードル。夕食は北海道旭川ラーメン。
 某百貨店でバイト中に、職員むけに半額販売していたラーメンの賞味期限がとっくに切れていたので片付けました。

 ラーメンは美味しい。
 美味しいけど、うどんが食べたい。
 それ以上に生野菜が食べたい。金欠だから買い置きの食材ばかりで日々が過ぎていくのね。
 サイゼリヤの小エビのカクテルサラダが大好き。
 サイゼリヤドレッシング買えば自宅でもあの味出来そうだな。
 しかしサイゼリヤは何故あんなに安いのか。
 私の自宅から徒歩5分くらいのところにサイゼリヤがあります。
 あぁ、エビ・・・。

 さぁて。
 11日はまた某百貨店でバイトです(笑)。
 朝ごはんはオニオンコンソメスープ(具はたまねぎだけ)と五目ごはん。
 炊き込みご飯は滅多にやらないので、ちょっと嬉しい朝ごはんです。
 母上様有難う。
 先日、母上様が送ってくれた柿も食べました。
 すこぅし、表面が柔らかく熟し、美味しかったです。
 去年までは母が食べきれない量の柿を送ってくれていましたが、多すぎて毎年食べきれないので、今年は送らなくていいよ って言ってみました。
 そしたら、他の支援物資を送るついでに1個入れてくれまして。
 一個だけ食べると無性に美味しいです。
 岐阜の、朝ごはんの味。
 この時期、朝ごはんの後に柿を食べるのが日常でした。
 柿は、東京で買ったことは一度もありません。
 富有柿は岐阜のものだ、と思うと買う気にならないのです。
 だから岐阜の味。
 HOTROAD新メンバーの山田とゐち氏もおんなじ岐阜出身。
 ゐっちゃんに貰った柿を、今朝食べましょうか。
 あれもそろそろ、食べ時です。
 出勤前に、もうひと仕事しますか。
 てなわけで、日記はこれにて。・゜・(ノд`)・゜・。


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  新宿の夜 →2004年12月09日(木)


 あぁ、ごめんなさい。
 やることがまだ終わってないのに、日記を書く私をお許しください。
 その分、日記書き終えたら作業も頑張るからぁ。
 ・・・って、一体誰に謝ってるんだか(笑)。


 夢の話。
 今朝、目が覚めた時、何となくまだ現実と夢との境界線をはっきりと引きかねて頭はぼんやりとしてました。

漠然と・・・凄い夢を観てしまったなぁ・・・

 夢は頻繁に観る質ですが、久々に余韻のある夢だったんです。
 こころねの夢。
 ←これは、 私が去年の夏に描いたこころねの二人の似顔絵です。
 肖像権を考えて、拙いイラストで紹介させて戴きますm(_ _)m
 この絵を描いた頃はまだこころねというユニット名はなく、「みうらしょう&謎のギタリスト」でした(笑)。
 彼らは、来年1月23日にデビューするユニットです。
 デビューCDは新たにCEL−DE−KAIRO(セル・デ・カイロ)というユニット名で発表しますが、現在は『こころね』 の名で活動をしています。
 池袋西口公園を中心に、ストリートプロモーション活動を行っています。
 私も池袋で彼らのストリートライブを見た日から彼らを応援しています。
 有線で今月から彼らの代表曲『凛と咲く花のように』がガンガン流れてますので、リクエストして聴いてみてくださいね。
 イラストの、左がしょうさんことみうらしょうさん。右がきよさんこと清永充美さん。
 この二人が夢に出てきました。

 さて。
 私の部屋のベッドはパイプロフトベッドです。
←これは随分 前に撮影した写メールですが、参考までに。
 左上に写っている青い布が部屋のカーテン。部屋の隅の写メなんですが、分かりますでしょうか?
 右上に影が写っていますが、これは天井の隅です。
 2段ベッドの1段目をぶち抜いたみたいなデザインです。ベッドは天井に近く、その下にデスクを入れてワークスペース を作っています。
 そう、ベッドは天井に近い。
 その天井に、私はこころねの写真を貼ってみました。
 去年の11月2日のライブの写真。
 この写真が、夕べ私に強烈な夢を見せた原因です。


 夢の中で私は中学生でした。
 出身地である岐阜県の、C中学校の学生。
 その中学の体育の先生が、なぜかきよさんでした。
 私はきよさんに対して『体育の先生』という印象は特に抱いていませんが、寝る前に読んだ漫画が高校の男性体育教師を 描いたストーリーだったせいだと思います。
 サッカーの好きな先生でしたが、そこは実際のきよさんとおんなじですね。
 そして国語の先生がなぜかしょうさんでした。
「ぶっちゃけ国語はフィーリングでいいです」
などと、教壇の上に座って笑っていました。

 夢というものは、目が覚めると次第に色褪せ、不思議なくらい忘れていきます。
 たまに、鮮明すぎて忘れられない夢もあります。
 この夢はどちらかというと後者でしたが、それでもいくらか色褪せ、更に矛盾に満ちているので誰かにこの夢の内容を 詳しく説明することは困難です。
 うまくいえないんですが、壮大な夢となりました。
 何か、低空飛行する2人乗りの乗り物に乗って生徒たちは遥か彼方にある美術室の風紀を守るために旅立つんですね。
 そんな感じのストーリーでした。

 あぁ、こころねを知っている人にあの夢を見せたかった(笑)。
 オチのない話で申し訳ありませんが、こころねファンの人に想像して戴ければ幸いです。
 夢と深層心理の関係とか、予知夢の原理とか、夢は不思議で、私は毎晩楽しみにしています。
「わたしはこんな夢を観た!」ってのも、是非お聞かせください(笑)。



 夜は、新宿へ参りました。
 まず最初に、

数ヶ月ぶりの新宿獅篭の会へ。

 落語です。
 HOTROADが縁で出逢うことが出来た落語好きの素敵な女性、かおりさんに連れて行って戴いたのがこの会を知った きっかけ。
 今日はかおりさんはお仕事の都合で来られないということだったので、久々ですが一人で参りました。
 落語は全然詳しくないので、今日も少し恐縮しながら会場へ。
 落語に詳しくなくても楽しめる会なのですが、みんなが笑っているところで一人その意味が分からなかったりしたら 申し訳ないなぁという気持ちです。
 新宿獅篭の会は、雷門獅篭さん主催の落語会。
 今日はその最終回でございました。

最終回。

 実は知りませんでした。
 獅篭さんのサイトに、確かに今日12月9日より後の『新宿獅篭の会』の予定は書き込まれていませんが、単に2005年 のスケジュールがまだ発表されていないだけだと思ってたんですね。
 最終回のプログラムはこうでした。

一、快楽亭ブラッCさん
一、猫ひろしさん
一、三遊亭歌笑さん
 〜仲入り〜
一、立川こしらさん
一、雷門獅篭さん


 快楽亭ブラッCさんは、初めて拝見しました。
 とても人のよさそうな雰囲気の方。
 少年隊の植草さん(あたいとおんなじ誕生日)と目元がすこぅし、似ているような気がしなくもないような?
『松竹梅』というお噺をやられました。
 何か、噺中のブラッCさん目が据わっててちょっと怖かったです(´-ω-`)
 松さんの口上から竹さんの口上への切り替えは好きだなぁと思いました♪

 猫ひろしさんは、う〜ん、激しかったです。
 喉を痛めないんだろうかと余計な心配をしてしまう私(笑)。
 これは落語ではなく、ワハハ本舗の芸人さんで、小柄痩せ型な方でした。
 やっぱり初めて拝見いたしました。
 真っ赤なTシャツに『猫魂』のロゴ。ぴちぴちの、水着のようなトランクスのようなパンツは青地に白い☆星模様。
 ネタの途中でこのトランクス(?)を脱ぐんですが、下にはちょっと大きめの白いブリーフ。
 このブリーフの緩さ加減がなんとも・・・・・・(>ω<ノ)ノ
 更にこのブリーフをお尻に食い込ませてお尻を見せたんですが、あれもなんとも・・・(苦笑)。
 圧倒されるステージでした。
   ネタ100連発、と言って、とにかく勢いよくネタを連発し、飽きさせないパワーが素敵でしたが、全部調子が 一定の大声で、言葉を飲み込みにくい箇所がいくつかありました。
 それは、私の理解力不足もあると思います。
 笑っているお客さんもいるんだけれど、私には今のネタをまだ飲み込めていない、でももう次のネタにすぐうつってしまって いて隙がないから頭の中で砕く時間はない。
 よく金監督が、芝居の演出中に「お客さんが考える間、笑う間を大事に考えなさい」と言っているのを身をもって実感しました。
 彼が連発していた「ポーツマスポーツマス!!」という言葉から、そのたびに何となく、
「日露戦争は1905年? いや、ポーツマス条約が1905年だから1904年? なんか、日露戦争の年号語呂合わせ歌 あった筈なのに思い出せないなぁ・・・。あぁ、あの時代の日本史得意だったのにあやふやになってる・・・人間の記憶って ヤツぁ・・・」
と関係ないことを考えている間にまたネタから置いていかれたことを告白します。
 私の脳みそは自分の世界に入りがちな癖を持っておりまして(´-ω-`)
 そんなわけで全てのネタが理解できたわけじゃないのですが、思わず笑ってしまったネタがいっぱいありました。
 体張ってていいですね(>Д<)ゝ”

 三遊亭歌笑師匠は。
 かおりさんに落語会についてメールをしたら、『歌笑師匠は・・・』と返って来たので、「やはりそういう方なの か」と『師匠』をつけてみました。
 前述したとおり、お恥ずかしながら落語に詳しくないのでその辺がよくわからないのですm(_ _)m
 脳梗塞から復活を遂げられたばかりで、「今日噺の最中に倒れたらごめんなさい」なんておっしゃるものだからどきどき しながら聴きました。
 演目は『うどんや』。
 うどんやの噺に入る前に、脳梗塞でご自身が倒れられた話を笑い話も交えながら延々話されましたが、長さを感じること なく聞き入ってしまいました。
 印象は、優しそうな笑顔の、あったかいおじいさん。
 鍋やきうどんの噺なものだから、去年食べた喜心の 鍋焼きうどんは美味しかったなぁと思いつつ聴きました。
   噺に入るとまず、酔っ払いが出てきます。
 この酔っ払いが凄かった。
「噺の最中に倒れたらごめんなさい」なんて前置きがあったものだから、度々、
「ああっ大丈夫かしら」
と思う瞬間があったんですが、体調を崩されたのではなかったんです。
 酔っ払いの演技なんですね。
 酔っ払いを演じているという感覚は全くなく、ああ、こういう人いる、いるけれども、何てリアルに演られるんだろう、 と感じました。
 おバカな私が「体調大丈夫?」と思ってしまうぐらい真に迫った酔っ払い具合。
 それからですね。
 この『うどんや』は古典落語だそうですが(ごめんなさい、そうでない落語がどんなものなのかとか私は知りませんが)、 落語詳しくない私でも聞き取れなかったり理解できなかったりする箇所がなかったんですね。
 うどんの食べ方も素敵でした。
 脳梗塞の後遺症が、足だけにしか残らなかったということですが、一時はしびれたという手や舌が、病人には見えない くらいまで復活して本当によかった、と思いました。

 仲入りは、お茶とケーキ。
 雷門幸福さんがいらっしゃらなかったので、すっとん狂(ごめんなさい)な幸福さんの生歌を聴くことができず、 寂しい仲入りでした。

 立川こしらさんは何度か拝見しています。
 今日の落語会、受付にもこしらさんがいらっしゃいました。
 歌笑師匠のあとですよ・・・、と言いながら座ったこしらさん、
「70年たっても僕はあのようには出来ません」
と叫んで会場の笑いをとっていました。
「僕が落語家と言うと、怒られるときがあるんです。『お前なんか落語家じゃない』といわれます」
その言葉にまた会場爆笑。
 どうも、噺をだいぶ自己流にアレンジしてしまう方なんだそうです。
 私はその演目のもともとの噺を知らないので、どうアレンジされているのかは毎回わかりません。
『笑いの間』だけに注目すると、こしらさんは絶妙だと私は思います。
 噺をアレンジしている事による効果もあるのかもしれませんが、絶妙の間で入れる突っ込みに爆笑してしまうのです。
 私は若干笑いのツボが深いのかずれているのか、『お笑い番組をつまらなそうな顔で観る女』と言われたことがあるので すが、そんな私も大爆笑。
 分かりやすさだけじゃないと思います。
 自分は落語家じゃないから、自分がやる一席を上手く表現する言葉を「落語」以外で募集しますと言っていたこしらさん が演られたのは、伊勢屋の旦那が3度死ぬ噺。
 ごめんなさい、この噺だけ演目名が分かりません。
 ネット検索で出てこないんです。他の方の場合は、今日聞いた噺のキーワードをいくつか入力してYahoo!などで 簡単に拾えるのですが、こしらさんの噺、どこからどこまでがオリジナルアレンジなのか分からなくて、とうとう タイトルにたどり着けませんでした。
 また『鮭の皮』が食事に出てきました。
 前回、8月12日の新宿獅篭の会で拝聴したときも鮭の皮が出てきました。
 あのときの噺は『青菜』だったかな。

 さて、最後は獅篭さんです。
『新宿獅篭の会』というくらいですから、新宿で行われる獅篭さん主催の落語会なわけですが、2時間の会の中で 獅篭さんの出番は僅か10分となってしまいました。
 勿論、最初からその予定だったわけではなく、時間がなくなってしまったんですね。
「『新宿獅篭の会』は一体何の会なんだ」
と、獅篭さんも苦笑い。
 ほんの少しだけこの間の『韓国落語ツアー』の話をして、
「『ねずみ穴』がやりたかったんだけど、時間がないから季節外れの『初天神』を・・・。」
 そう言って、親子連れの噺を始めた獅篭さん。
 この『子供』が、可愛いんだか可愛くないんだか絶妙なラインで(笑)。
 獅篭さんがパープリン女を演じたらこうなるんじゃないかしら、って感じもするような、子供でした。
 ごめんなさい、私が勝手にそう感じただけなんですけど(笑)。
『父親』は好きですね。
 やっぱり、獅篭さんの表情は素敵でした。
 目力もある気がします○(≧u≦)○〃
『初天神』も面白かったけど、10分じゃなく、もっと聴きたかったなぁ。


『新宿獅篭の会』は今回が最終回ですが、2005年は『高円寺獅篭の会』があるみたいなので、その会に期待します♪
 落語素人の私の拙いレポを読んでくださって有難うございます。



 さて。
 新宿の会が終わったら、まっすぐに高安さんの待つ新宿2丁目へ。
 新宿2丁目で、HOTROAD座長高安さんと待ち合わせしていたのです。
 二人で、あるイタリア料理のお店の9周年パーティーに出かけました。
 ここは、赤尾マーサさんが経営しているお店です。
 11月26日の日記にも、 このお店に行ったとチラッと書きましたが、詳しい話には結局触れず仕舞いとなっておりました。
 高安さんのお姉さんがマーサさんと昔から馴染みがあったことから、新宿笑猫亭も観に来て下さったんですが、 昔芸能界にいて、現在も若手俳優を育成・プロデュースしている方なんだそうです。
 私が生まれる前か、もしくは小学校入学前くらいに活躍されていたらしいので私は覚えておらず、資料によって得られる 情報しか得ていないのですが、私より10歳くらい年上の世代の人は覚えている人も多いとか。
 お店に入ると、美川憲一さんや都はるみさん、かたせ梨乃さん、ピーターさんなど著名人からのお祝いの花が所狭し と並んでいます。
 2日間限定のパーティーということでお店には次から次へと人が来て、マーサさんは本当に忙しそう。
 私と高安さんは、HOTROADの事務的な話をひっそりしていました。
 そうしたらマーサさんが近づいてきて、
「あんたたち、暗い話はやめなさい。今日はお祝いなんだから、笑いなさい」
 そこで私と高安さん、事務の話はやめて違う会話をすることに。
 混んでいるので合席だったのですが、目の前に座った人たちもいかにも業界の話をしています。
 このお店にくると必ず業界の人がいるというお店ですし、そういう人ばかりが集まるパーティーだということで 私も高安さんも特に気にとめることなく会話をすすめていました。
 前の席の人たちが帰って行った後、マーサさんが再び近づいてきて、
「今高安の目の前に座っていたのはね、とんでもない人なのよ」
「ええ、何となく業界の話をしているのは分かったんですが」
「そうじゃないのよ。オーラを出しなさいって話よ!」
 マーサさんは、それで“笑いなさい”っておっしゃったようです。

 しばらくして、そろそろ帰ろうかってことになりました。
「このワイン呑みきったら、帰るかぁ」
と、グラスを煽る高安さん。
 私も、食べ残ししないように少しお皿に残っていた料理を食べました。
 そのとき、ふと考え事したんですね。
 ものすごくくだらないこと。
 おとといぱげぽん(松波庄九郎)の夢をみたなぁ、とか。
 洗濯したのにそういえば干すの忘れたなぁ、とか。
 そんな他愛もないことですよ。
 でも、考え事をしながらパスタを口に運んでいた私の顔を見て、マーサさんがまた近づいてきて、
「ちょっと。何か悩みがあるの? ちょっと目を離すとすぐ暗くなるんだから。貴女の頭で考えても無駄よ、考えなくて いいの。天然でいなさい」
 言われて、暗くない顔を心がけつつマーサさんの方を向いたら、
「あら、あんた、ぽっかーんとアホな顔!」

 お店を出るときに、
「高安が心配なのよ、アタシは!」
って高安さんの2、3言葉をかけて渇を入れ、
「あんたもよ!!!」
と、私の背中もバシバシ叩かれました。
 お店を出てから高安さんに、
「私、あの時くだらないこと考えてたんですよ」
と言ったら高安さんは笑いました。
「知ってるよ。天然でいなさいって言われたけど、天然でぼーっとしてるんだもんな。ぽっかーんとしてるのもいつもだもんな」


 料理も美味しかったし。
 マーサさんの話は聞いていて惹きこまれるし。
 また行きたいです○(≧u≦)○〃


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  決意。 →2004年12月08日(水)


 やらなくちゃいけないことが終わるまで、パソコンは開かないぞう!

 そういう決意をしたときは、2〜3日日記が途絶えたりします。
 パソコンを開くとつい2時間とか4時間とかかけて日記を書いてしまうので、そういうセーブが必要なのです。
 一度そういう決意をすると中々パソコンが開けず、どれだけやらなきゃいけないことを溜め込んでいたんだと 愕然と致します。
 そんなわけで今日も正念場。
 日記を我慢して、やらなきゃいけないことをとりあえずやっつけてきます。
 そんで明日は落語に行くの。
 久々に行くのです。わくわく。

 明日の開運フードは懐石料理らしいっすよ。
 懐石料理を食べるだけのお金をください、Dr.コパさん。
 懐石料理食べられたらそれだけでも幸せだわ今の私(笑)。

 買い物運もいいらしいと、別のページに書いてありました。
 買い物するお金をください、Dr.コパさん。
 図書券がなくなるまでは、本は買えます。それが今の幸せv
 しかし、6.4畳の1Kのこの部屋のどこに書斎があるんでしょうか。
 コパさん、書斎をくださいな。

 年賀状も描かねばだしなぁ。
 忙しいですね、12月。
 ぶぅ。


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  小夏日和 →2004年12月05日(日)


 さだまさしさんの小説『解夏(げげ)』を読みました。
 我ながら何て季節外れな。
 ドラマの『愛し君へ』の原作であるこの本、買ったのは放送直前。目が見えなくなること以外はドラマと小説のストーリー は全く別物ですが、ドラマの前にこの小説が『解夏』のタイトルで映画化されたときから気になっていました。ドラマ化は、 小説を買うきっかけになりました。
 わたしは『解夏』を文庫版で買いました。
 文庫本で厚さ2センチはある、分厚めの本。
 購入当初、アトリエ公演『3分間天使』の稽古とボクシングジム通いに追われていたためその分厚い本を腰を落ち着けて 読む時間をとらないまま、気が付いたら本を買ったことすら忘れていました。
 昨日、今日と再び埼玉県の川口市にある某百貨店でバイトをしたので、久しぶりに30分も電車に乗るし本を読もう と本棚を漁ったところ、この本が目にとまったのでした。
   それで、夏がすっかり過ぎ去った今読むことになったのです。
 この本の様に買ったままになっている本が何冊もあります。
 毎日小説やエッセイを持ち歩いて電車の中で読んでいる時期は毎日本屋に行きたいくらいのペースで読み終えてしまうの ですが、読むべき台本があったりすると、フリーの時間は台本を読むことに当てられ、本は何となく後回しになります。
 公演稽古中は電車の中で上演台本を読むか疲れ果てて寝ているか、はたまた稽古場が近いため歩いて通うかです。
 公演の無い時期は自主稽古が週に一度あり、シェイクスピアを題材にしているので毎週1冊シェイクスピアを繰り返し 読む必要があり、それに一週間の電車乗車時間を費やします。
 とはいえ、今回のように埼玉まで出かければ電車の中の時間は長いのですが、今年の夏まで働いていたバイト先 は自宅から電車で最短6分だったのであっという間に目的地でした。
 自宅にいる時間は、腹筋(覚えていますか? 私が腹筋に凝っていたことを・・・。ずっと前日記に書いたことがあります) をしたり漫画を読んだり家事をしたりストリートに出かけたり色々ですが、最近フリーの時間の大半を日記に費やして いるのが現状です。
 キーボードで文字を打ったのは小学校6年生の時。ワープロでした。
 それまでは、そのワープロで図形を描くことこそあれ、文章を打つには至りませんでした。
 那須家に初めてワープロが来た頃、私はまだローマ字を習っていませんでしたし、両親が仕事で使っていたワープロを むやみに触るのもよくないかという思いもありました。
 小6の冬、家族の年賀状の作成を手伝ったことをきっかけにワープロに触るようになり、友人と新聞のような通信のようなものを作成して 交換するようになり、文字を打つスピードはすぐに速くなりました。
 くだらないギャクコメディの小説をお互いその通信の上で連載したりしてね。
 楽しかったです。
 パソコンが我が家に来たのは高校3年生のとき。
 使い道はもっぱら文書作成とソリティア(カードゲーム)、インターネット(主に神奈延年さんのサイトのBBSに 書き込み)でした。
 使い道がソレですから、パソコンに精通しているわけではなく、それでも文章を打つスピードだけはいつも驚かれて いました。
 当時、まだパソコンが今ほどは普及していませんでしたからね。
 高校を卒業してからも、就職先でそれだけは驚かれた記憶があります。
 コンピュータープログラムなどをする会社において、私だけがその年の新入社員の中で完全な未経験者。
 ポジションは一番落ちこぼれでしたが、未経験者にしてはタイピングが早い、という驚かれ方ですかねぇ。
 長い長い日記を自分のサイトにアップするようになって、また速くなったんじゃないかと思います。
 それでも、結構パソコンに向かっている時間は長いですね。
 公演前なんて特にそうです。
 文章を書くのが好きすぎるのが多分問題でしょう。
 たとえば今日の日記も、解夏について書きたいのにこんなに脱線しています。
 毎日気づいたらあれもこれもと書くことを増やしています。
 途中で気づいて書くことを減らす時もありますが、この日記のモットーはとことん「徒然」、基本的には推敲しないので 広がりっぱなしです。
 気持ちを文章に起こす作業は浄化作用があって、私にはとても大切な作業。
 それに、書こうとした文章より勝手に広がっていった文章の方が『その瞬間にしか書けないもの』なので悪くない かもしれないとも思います。
 でも無駄もあります(笑)。
 まぁ、話が凄く反れましたがそんなこんなであとまわしにされるうちに忘れ去られていた本、季節外れの『解夏』 を読んだわけです。

 電車の中なのに、目が潤みました。

 さだまさしさんが処女作『精霊流し』を発表してベストセラーになった事は以前本屋の新刊置き場で見かけて知っていま したが、実は読むのはこれが初めてです。
 読み始めてすぐ、大好きな作家さんのひとりになりました。
 何とうつくしく、長崎の太陽の光を描く人だろう。
 おおざっぱな感想はこうです。
 物語の舞台は長崎。
 主人公は、突然ベーチェット病という難病にかかり、失明への道を歩んでいます。
 近い将来目が見えなくなる恐怖を抱えた彼がその瞳に刻んだ、故郷長崎の景色。
 華、建造物、空、海。
 それらすべてに『光』を感じるのです。
 太陽の光。
 景色の中に溢れる光と温度を感じさせるような文章に魅了されました。
 そして、物語の終わりから数えて3ページ目で、不意に体の芯が熱くなったのです。
 たった2行の文章から涙が込み上げました。
 私の胸を打つのに、たった2行の短い描写だけがそこに。
 そして、分厚い本のうちのわずか100ページで『解夏』という物語は終わっていました。
 気づいていませんでしたが・・・これ短編集なんですねぇ。
 その次に収録されている『秋桜(あきざくら)』という話も同じでした。
 ページ数では、解夏より更に少ない80ページ程度です。
 読み進めて、不意に胸を打つ行が2行。
 5〜6行ある台詞の中の2行で、私は涙しました。
 そしてそれは後ろから数えて4ページ目。

 この本で読んだのは、今のところこの2作品です。
 A4サイズのコピー用紙で作ったブックカバー(自宅プリンターで印刷に失敗してしまった紙を溜めておいてこういう ことに使う)を外すと、裏表紙に『人間の強さと優しさが胸をうつ、感動の小説集』とありました。
 まさにその通りなんですが、『強さと優しさ』は言い古された表現。簡単に使われがちな言葉に思えて、実際に読んで感 じた者としては少し物足りなく感じます。
 だからといって私が他にいいコピーを提案できるわけではないのですが・・・。
 生きるということにまっすぐ目をむけようという気持ちになるというか。
 人間の心根の透明で深い部分を感じるというか。
 人間と人間が出逢うことで生まれる、多種多様大小様々な愛を感じたというか。
 全ての人間が抱えている、『生』という身近なはずの素材の壮大さから、もっと大げさな表現でこの作品を 語りたくなるのでしょうね。
 これから読もうとする人がいるかもしれないので、ネタバレ防止のためこれ以上は語りませんが、さだまさしさんという 人に今までより興味がわきました。
 まるで違う世界を描いたこの二つの作品、この世界を自身の中に抱いている著者。  豊かな、深い、あたたかい、大きい・・・ああやっぱり強くて優しい世界。そうとしか言えないや。
 この本は読むものの心根を洗うような気がします。
 まだ読んだことが無い方は、是非読んでみて感じてもらえたら、と思います。
 あの作品たちの強さ、優しさをより鮮明に表現する言葉をみつけたら教えてください。


 生、といえば。
 我が家には2年半前からサボテンがいます。
 サボテンをプレゼントしてくれた人は、このサボテンに『ユキムラ』という名前をつけました。
 由来は、真田幸村。
 はい、このホームページに住み着いているハーボットの名前も、このサボテンからとって『ユキムラ』としました。
 そのサボテンのユキムラですが、今年の冬は越せないかもしれません。
 今は冬。冬眠期です。
 だんだん小さくなっていってしまうユキムラの姿に、もうだめなのかもしれないなぁと最近よく思います。
 独り暮らしでサボテンを枯らす女は相当ずさんか生活が荒み切っていると言いますが、ちゃんと週に一度のお水はあげて います。冬期は月に一度なので時折忘れて1日2日遅れますが、それは問題ではないと思います。
 一度、棚の上のものが落ちてきたのの下敷きになって根元からポッキリ折れたのが問題です。
 植物の中でもサボテンは特に、話しかけると伝わるとか音楽を聴かせるといいとかいいますが、それもクリアしてる と思うんですよね。
 そりゃ、毎日じゃないですけど・・・話しかけてみたことはあります。
「一日遅れてごめん・・・(水やり)」とか、その程度ですけど。
 根元が折れたとき、悲しくて、何とかしなきゃって思って花屋に持っていったら、花屋さんは折れた部分を新たに植え直し て、
「多分・・・うまくいけば、もともとの根の部分からもまた生えてきて、新しく飢えた折れた部分からも根が出てきて、 二つの株に増えますよ。増えるといいですね」
といわれました。
 そのサボテンを買ったお店がどのお店か、くれた相手に聞いてそのお店に聞きにいったんです。
 が。
 ついぞ古い根が成長することはありませんでした。
 古い根は土に塗れてよくみえません。土と同化しかけています。
 飢えなおした、折れた先端部分の方は長いことその丸く長い形をなんとか保っていましたが、最近側面が凹んで全体的 に小さくなって、見るたびに悲しくなります。
「お店の中で一番コイツが可愛かったから」
 選ばれて、我が家に持ち込まれたときのにゅっと伸びた丸みはないなぁ・・・。
 枯れてしまうのかなぁ。
 誰かに貰ったものは特別だったりします。
 自分で思いいれがあって買ったものもその想いとともに意味をもって存在しますが、何かのお祝いとか記念とかお礼とかで 貰ったものも同様に思い出とともに意味をもって存在するのです。
『解夏』にもサボテンの話が少し書かれています。
 旧サイトのアルバムのページにも書いたことがありますが、一生に一度しか咲かないサボテンの大輪を、咲かせてあげた かったです。
 サボテンの花を咲かすのは難しいっていいますけどね。
 一晩で枯れてしまう、花が枯れるとサボテンそのものも枯れてしまう、そんな花を。
 諦めないで、またあの花屋さんにアドバイスを貰いにいこうかな。


 さて。
 ←この画像が一体何なのかわからない方は、先に12月3日の日記をお読み くださいませ。
 これは、今日12月5日の開運アドバイス。
 昨日のラッキーフードは鍋料理でした。
 今度は刺身ですか。
 好きなものばかり並べて戴いて嬉しいですが、金欠なので従うのはやめておきます。
 今日の夕ご飯は乾燥玄米のリゾットにしました。
 インスタント食品ですね。買い置きが多少あるんです。お湯を入れて玄米を戻して食べます。
 それにしても、開運スポットディスコって・・・。
 今も存在しています。
 進化して存在していますが、ディスコという響きに死語のような懐かしさを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 さて。今度は右の画像ですが。
 何だか凄い事が書いてあります今日の総合運。

一生に一度の勝負の日?!

 いつがですか?
 え? 今日が?
 過ぎ去ってみて、一体今日という日のどこにそんなチャンスがあったのかまるで思い当たりません。
 今日決めたことといえば・・・クレジットカードの仕事を暫く続けようということ、くらいかなぁ。
 何かいっぱい褒めて貰えたから♪
 それに、ローファーでもOKな仕事なので、パンプスをやめてローファーを買ったら足も痛くないし。
 一日中立ちっぱなしですからそれなりにむくんで疲れますけどね。
 歩けないような痛さじゃないんです。
 外反母趾の私には深刻な問題なんです。
 悪化させると手術しないと歩けない状態になると言うではありませんか。
 足はとっても大事だと思います。足を痛めると全身によくない気がするのです。
 母に、
「アナタはいくつになっても靴下なのねぇ」
といわれたことがあります。
 だってスニーカーなんだもの。
 たまにはブーツもサンダルも履きますけどね、パンプス等はなるべく避けております。
 おしゃれより健康・・・健康あってのおしゃれ。
 足が痛くて普通に歩けないのって、結構無様だと思うんですよね。
 下半身の筋肉の衰えにも繋がりますし。
 おかげで、かかとはまだバリバリに乾燥したりせず割とウエッティーですわよ。
 ウエッティーっていうと何だか臭そうですね・・・ソフト、ソフトですわよ。
 友達に「パンプス痛くないの?」って聞くと「まぁ痛い」と答えます。
 よくそれで履き続けるなぁ。
 外反母趾の痛みに比べたらラクなのかなぁ??
 まぁそんなわけで。
 足が痛くないなら続けられるぞこの仕事、と思ったわけです。
 でもそれは一生に一度というほどでもないしぃ・・・。
 Dr.コパさんの風水は凄く信憑性があるとか、聞きますけど、まだ実感なしですね。
 今日一斉に7月生まれの人が揃って一生に一度のチャンスを迎えてるってか?
 風水をやっている人は、そのことを誰にも話さない方がいいともいいます。
 気まぐれで目に付いた占いをネタにしているだけで風水を本格的に考えているわけではないんですが、 ネット上なんかで公表しちゃうとダメなんですかね(笑)。・・・そういう問題?
 何だかわかんないけど、もしかしたらでっかいチャンスを逃したんですってよ、今日の私。
 それとも自覚ないだけで掴んでいるのかしらん?

 あ、そうだ。
 最高のリュックに出会えた。
 一生に一度のチャンスとまでは思えないけど。
 普段の那須をご存知の方、よく私が背負っている黒色のリュックを思い浮かべられるかしら。
 私、よくリュックを背負っています。
 私がもつかばんには、いくつかの条件があります。
 まず、台本が入るようにA4サイズ以上であること。
 稽古着と稽古靴が入るように、厚みがあること。
 そして、自転車に乗る場合はもうひとつ条件が。
 リュックであること。
 一応、折りたたみ自転車ですが後から籠と荷台はとりつけました。
 ですが、所詮折りたたみ。
 荷台は小さく、大きな荷物をのせるとしっかり縛っても少し不安定です。
 籠も大きくないので、大きなものは入らないし、自転車の構造上籠に大きなものを入れるとライトが荷物で覆われて しまって前を照らさないので無灯運転で警察に声をかけられます。
 折りたたむことはまずありません。
 車輪が小さく、遠出に不向きなので、タイヤのでっかい、26インチとか27インチの自転車がほしいなぁと思う 事が多々あります。
 でも古いのを捨てるのは忍びなくて・・・まだ乗れるし! と、この自転車に乗っています。
 だからリュック。
 肩掛けに比べて、骨盤が歪むとかの問題も少ないですしね。
 でも、そうすると、前述した『スニーカー』もそうですが、合う服装と合わない服装があるんですね。
 靴は、先のとがったヒールとかでなく、靴下さえ履ければブーツやローファーは結構大丈夫なのでなんとかなるんですが、 デイバッグとか・・・今にも山に上りそうなリュックって、合わない服はとこおとん合わない。
 そこで、今使っている黒いリュックです。
 蓋の部分がチャックでないから書類などが挟まりにくいし、蓋の部分がスナップじゃないから中身が多くても外れない。
 何て説明したらいいのかしら・・・子供のリュックとかウエストポーチに使われているプラスチックのバックルなんです。
 大きい外付けポケットがみっつついていて、こまごまとしたものが整理して入れられます。
 それでいて、少ぉし女性的なデザイン。
 でかいものになるとどうしてもゴツいデイバッグや登山リュックになりがちですが、これはゴツくないんです。
 比較的多くの服に合います。
 ところが・・・長く使っているので、外ポケットのチャックが壊れたり、破れかけた部分が出たり・・・。
 買い替えようにも、中々売ってない。
 ガラものじゃなく、シンプルな黒か茶で、この大きさ、このデザイン。
 この商品激安だけど、値段は上がってもいいからホントはもう少し生地が厚くて防水なら文句無いけれど。

見つかったんです。

 今使っているものとほぼ同じものが、池袋駅コンコースの催事場にて。
 生地も同じ、メーカーも同じ、値段も同じ(実は1050円・・・安すぎる)。
 一回り、小さい気もします。でも、大きな違いじゃないので大丈夫です。
 茶、黒、抹茶色の3色があって、黒は現品限りでした。
 緑系は今年流行だけど、あわせやすさではベーシックな黒、茶色。
 ということで黒と茶色GETです。

 確かにこれはもの凄く嬉しかったです。
 でも、それが一生に一度のチャンスだったらちょっといや。
 私の一生2100円? って感じ。

 そして左の画像は、明日の総合運。
 いいんでないいいんでない?
 あたい今日も明日も悪くないんでない?
 幸運度、☆7つ並んでまっせ。
 周囲があたいの協力者らしいですぜ。
 明日はよだれ垂れそうなくらい笑顔で過ごしましょうか。
 明日はねぇ・・・久々にTBSに行きます。
 3度目の東京フレンドパークU観覧。
 来園するのは叶美香さん、ビビる大木さんの2名。
 でも、私は毎回ゲストには興味があまりないんです(お2人のファンの方ごめんなさい)。
 実況中継等で出演している、TBSアナウンサーの小林豊氏が大好きだから行くんです。
 それから、幼馴染の親友が2004年春にTBSのADになりまして、担当番組が東京フレンドパークUだということもあります。
 親友Yとは、彼女の引越しを手伝った2月以来逢ってません。
 実家も田んぼ一枚挟んで隣りあわせでしたし、こんなに長いこと逢わないのは久々です。
 舞台も観に来てくれたけど、私がロビーに出るよりさきに彼女が帰ってしまって逢えませんでした。
 でも明日の予定っつぅと、あとは稽古場をおさえるために地域センターへ行くこととか、あとはこまごまとした用事ばかり。

 最後のコレは、明日の開運ガイド。
 ああ・・・。
 まただ。
 また、一日違いだ。
 今日の夕食、雑炊というかリゾットだったよ。
 明日食べればよかった(>w< )
 リゾットじゃダメなのかしら?
 まぁリゾットの買い置きはやたらとあるので(安売りで100円の時に買いだめ)明日も食べればいーんですけどね。


 今日バイト中に刀根由香利ちゃんから電話がありました。
 休憩時間に折り返したら、彼女はちょっと高揚気味。
「つっくんが雑誌に載ってたの〜。」

 由香里ちゃんは、HOTROAD第12回本公演『黄金の羊』の共演者ですが、それ以前に私が18、彼女が20の頃 からの友人です。
 HOTROADの大塚大作同様、名古屋の養成所で同期入学だったのです。
 つっくんは、やっぱり『黄金の羊』の共演者、津川純一君です。
 由香利ちゃんの情報を元に、バイト帰りに本屋でチェックしてみました。

載ってた。

 雑誌『Audition』に、ミュージカルのオーディションの、合格者として写真が載ってました。
『声の良さに可能性を感じさせた』とのコメント付き。
 現在、オーディションの最中らしく、合格が決定しているのは彼を含め3名だけだそうです。
『一般の舞台よりもダンスができることが必要とされる演目でしたが、うまくできるかどうかわからなくても、とにかく やる気を見せることが大事です。』
 と、選考担当者はコメントしてました。
 へぇ〜(*゜▽゜*)
 黄金の羊が初舞台だった彼ですが、共演者にとても愛されておりました。
 その後の彼の舞台を一本も観ていないのでその後が気になります(津川くんDMください)。
 家が近所なのですが最近めっきり見かけません。
 あ、HOTROADの舞台観にきてくれてたけどぉ♪


 あぁ。
 今日も長い日記を・・・。
 途中電話もしましたが、4時間以上かけた気がします。
 考え事も途中で挟んでいますので・・・。
 短い日記にしようと思ったんだけどな。
 書きたいことが止まんないんだよな。
 もうひとつだけ、この一文だけとどんどん増えていって・・・はわわ・・・。
 この病気を誰か止めてください。

 キャラメルシュガーティーというフレーバーティ(殆ど甘くはない)を飲みながらお送りしました。
 紅茶ラブ。コーヒーラブラブ。緑茶ラブ。


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  ういんたーらばーず。 →2004年12月03日(金)


 冬。
 大好きな竹内まりやさんの曲中でももっとも大好きな曲の一つ・・・Winter Loversが似合う季節ですね。
 5〜6年前、冬季限定チョコ・メルティキッスのCMソングにも起用されていた記憶があります。
 こころねの歌にも、冬に愛を歌う歌が多いです。
 寒いからこそ、ぬくもりを、愛を求める季節。
 私的には・・・冬といえば、かりん、砂糖、ちゃんこ。

 今夜は、ひさしぶりに『ちゃんこ鍋』にしました。
 一昨年の冬は幼馴染みの親友Yが近所に住んでいたのでよく二人で鍋をしましたが、最近はご無沙汰。
 しかし・・・今は便利ですね。
 1回分の鍋の材料が、そのまま火にかけられるアルミの容器に入って売られています。
 コンビニでもスーパーでも買えちゃう。
 調理も簡単、水をいれて火にかけて、5分もすれば出来てしまいます。
 東京に来るまで、コンビニなどにあるこの鍋パックを食べたことは無かったんです。
 独り暮らしを始めて、ハマりました。
 独り暮らしだと、材料を買って調理すると特に余った野菜を使い切れずに処理に困るので、上手にこういう便利なものも 利用していけるといいなと思います。
 材料買い揃えるより安く済むことも多いですしね。

 中でも私がハマっているのはちゃんこ鍋。
 実家で『鍋』って、味付けしないでお湯で煮込んで、ポン酢をつけていただくのが主でした。
 それはそれで美味しいです。大好きです。
 ですが、21年間殆ど食べることの無かったスープタイプの鍋に出逢ったときの感動はでかかったのです。
 以来3年間、ずっとちゃんこ。
 キムチ鍋もいいです。でも、一番すきなのが薄味のちゃんこスープなのです。
 白菜やつくねを口に含むと、じゅわっと口の中にスープが溢れます。
 あぁ、幸せ・・・○(≧u≦)○〃
 夕食を食べていたら、電源を入れたままにしてあったパソコンのデスクトップ右下にこんなものが表示されました。

 これは、Mypopというサービスです。
 ニュースとか、天気予報とか占いとか、自分が欲しい情報を選択して登録すると、定期的に情報を表示してくれると いうもの。
 そして、この時表示された情報は、Dr.コパの風水開運アドバイスというチャンネル。
 明日の開運ガイド、見てみると・・・

鍋料理

 と書いてあるではないですか。
 あらあらまぁまぁ・・・・。
 鍋は明日のラッキーアイテムでしたか。
 ニアミスだぁ(>ω<ノ)ノ



 今日、鍋の材料は近所のスーパーSEIYUで買いました。
 SEIYUに行くのも久々です。
 安いので以前は好んで利用していましたが、最近金欠に輪をかけて金欠なので一番愛する店は99円ショップです。
 久しぶりにSEIYUに行ったので、冬に買わなくてはならないものを物色しました。
 冬に買わなくてはならないもの。
 それは、かりんと砂糖です。
 冬になると急に、『かりん湯』『しょうが湯』『れもん湯』などが出回り始めます。
 夏になるとパッタリ、売らなくなります。
 あたたまる効能のある飲み物ですから、冬に需要があるんですね。
 でもわたしは、年中通して『かりん湯』を飲みたいのであります。
 消費期限まで大体購入から1〜2年はあるので、冬の間に買い溜めして夏も常時かりんをストックしています。
 かりんはいいですよぉ。
 風邪ひいて喉が痛いとき、かりんを飲むと一発で喉の痛みがひいたりします。
 公演中、喉が痛くなったりしてもかりんが効きます。
 そして、冬に急に出回って夏には手に入りにくいものといえばもうひとつ・・・砂糖です。
 砂糖なんて年中あるものですが、冬にしか見かけないものがあります。
 それはフレーバーシュガー。
 夏でも売ってる店とかあるのかもしれませんが、近所のスーパーにおいてあるのは冬くらいです。
 おうちでスターバックス気分が味わえるのがフレーバーシュガー。
 私はコーヒーには砂糖は入れませんが、来客にとっても評判がいいので必ずストックするようにしています。
 勿論たまには自分でも楽しみます。
 写真は、味の素のフレーバーシュガーです(味の素以外の商品はあるのかな?)。
 シナモン。
 カフェモカ。
 キャラメル。
 色んな味、香があるけれど、一番お気に入りはキャラメル♪
 どんなに金欠でも、一応スーパーに行くとチェックします。
 今年はこのお店で仕入れてるんだな。
 今年はここ、置いてないんだな。
 それらを把握するだけでも収穫。


 本日、お昼には実家から母が送ってくれた『黒豆』を食べました。
 黒豆を自分でつくることは普段ないですねぇ・・・。
 里芋の煮っ転がしは、最近祖母の味が恋しくなって自分でつくってみました。
 独り暮らしを始めてから、和食、特に煮物を愛しく思って大戸屋に 行ってしまったり。
 

 何だか・・・今日の日記は食べ物の話ばっかりですね(笑)。


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  ミルクの味わい深めました。 →2004年12月02日(木)


 今日は、HOTROADの座長・高安年明氏と金子拓也氏が『天然工房』さんという劇団のお芝居にゲスト出演する日 だったので、新宿へ参りました。
 芝居の話なので、その辺の詳しいことは稽古場日記の方にUPしようと思っています。
 できるかなぁ。
 いや、昨日3回消えて中々UP出来なかった昨日の分のプライベート日記を今2時間かけてようやくUPしたところなんです よ。一回書くのに2〜3時間要す長い日記だったので・・・2日かかってしまいました。
 くたばってます。

 自主稽古も始まっているというのに、私はプライベート日記でいっぱいいっぱい・・・。自主稽古も面白いので、 是非稽古場日記を更新していきたいんですけどね。
 昨日、高熱を出していたお隣さんから、ウチの玄関に手紙が挟んでありました。
 昨日は突然彼が訪問して、気にされたのではないかと思います。・・・という書き出しから、もう復活したよ、って内容でした。
 よかったです(*゜▽゜*)
 そして、わざわざ手紙で教えてくださるお隣さんに、益々好印象を抱きました。

 さて。



 私はホワイトチョコレートが好きです。
 父はホワイトチョコレートが苦手です。
 父が会社でバレンタインチョコを貰ってきたら、ホワイトチョコは私がGETしておりました。
 写真は、定番、明治のミルクチョコレートですが、色の薄い(白い)パッケージと濃い(黄色い)パッケージと2種類 あるのがお分かりでしょうか。
 黄色いほうが旧パッケージ、白いほうが新パッケージなんですね。
 最近チョコレートはしばらく買ってなかった私ですが(金欠だしね)、どうも味を比べたくなって買ってしまいました。

 古い方は、ミルク感いきいき。
 新しいほうはミルクの味わい深めました。

 果たして、実際のお味はどう違うのか。


 ・・・・・・。


 ・・・・・・。



 ・・・・・・。




わかりませんでした。

 効きホワイトチョコ選手権とかやったら、判別できる人とかいるんでしょうかね?
 人間の味覚で判別できる違いがあるんでしょうかね。
 よくわかりませんが。
 おいしゅうございました。


 今日は久々に、11万画素のへっぽこ携帯で撮影した写メなんかを載せてみます。
 最近、デジカメを持ち歩かない日も結構多かったんです。
 携帯しか持ってない日に出逢った、本屋のポップ。



 画像が荒くて大変みにくいかと思いますが、こう書いてあります。

 ど〜した兄ちゃん。
 そわそわしちゃって
 何?
 エロ本買いに来た?
 じゃあカモフラで
 こいつを上に乗せて
 買っていけ。

 普通の、B6サイズのコミックス。
 エロ本を覆い隠せるサイズじゃないとは思いますが・・・エロ漫画なら隠せるかな。
 本屋の若い店員がこつこつ手描きしているポップ。こういうイタズラ心は好きですね。


 こちらは、ファミレス(ジョナサン)で味噌汁を頼んだときに撮った写メール。



『洋食』って、お皿の下に更にお皿が敷いてあること結構ありますよね。
 具体的に何料理がそういう形式なのかとかは、勉強不足で分かりませんが・・・・・・。
 でも、味噌汁がお皿に乗ってるのって変じゃありません?
 そう思うのは私だけ?
 思わず、写メに撮ってしまいました。


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  あゝ、弟よ。 →2004年12月01日(水)


 告白します。
 今まで、黙っていたけれど・・・実は私、

結構ブラコンなんです。

 そうなんです。
 幼い頃、弟が可愛くて可愛がりすぎて軽く嫌がられていたくらいです。
 今はあの頃のような愛らしさはなくごつく成長致しまして年齢も21歳になりましたが、おじさんになってもおじいさんに なっても姉にとって弟は弟なのでございます。

 なんでこんな告白をのっけからしたかと申しますと、理由が二つございます。
 今日は日記の中に弟絡みの話をが2つ、書きたいからです。
 弟を思い出す機会の多い一日でございました。


 まぁね。
 弟に限らず、那須家は基本的にとっても仲良しです。
 毎晩のようにチャットや電話で話したいのは母。
 流石に電話代もかかりますし、毎晩は話しませんけどね。
 何かを相談するのは、真っ先に母なんです。
 やさしくてかわいい母ですが、母の存在は、私にはあまりにも大きいです。
 母のようにいつか私もなれるだろうか、と度々自問自答しますが、いまだ「なれる」とは思えません。
 わたしのおバカな無駄話に、一番付き合ってくれるのも母です。
 他の3名(父、祖母、弟)は、比較的電話を早く切ろうとします。理由は知りません。
 私がしつこくしつこくバカ話与太話ばかりするからでしょうか(笑)。
 祖母は耳が遠いので長電話は難しいですが、その代わり祖母には絵葉書を送っています。
 幼い頃、祖母と一緒に観ていた『アルプスの少女ハイジ』が、祖母は大好きなんです。今でも再放送を欠かさず観るとか。
 だから絵葉書はハイジのイラストです。
 いっぱい買ったのですが、もうすぐなくなってしまいます。ハイジの絵葉書がなくなったら、次はどうしようかな。
 私が最近、平日の夕方家にいるときは必ずTBSの水戸黄門を観てしまうのは、ばぁちゃんも今頃観ているのかなぁ と思うからに他なりません。
 実家にいた頃、よく二人で(又は弟を加えて3名で)水戸黄門を観たものです。
 つい最近まで、夕方4時からの水戸黄門再放送は黄門様が第30部、石坂浩二バージョンでした。
 気づいたらそれは終わって、一昨日あたりから東野英治郎バージョンに変わっていました。
 とにかく古くて、音声が聞き取りづらくなっている映像です。
 でも、東野英治郎バージョンは好きですね。面白いです。
 祖母と、あのとき観ていた黄門様は一体どの役者さんだったのでしょう。
 助さんはあおい輝彦さんでした。ということは・・・TBSの公式ページで確認すると、顔写真が小さすぎて はっきりとは分からないのですが、西村晃さんである可能性が高そうです。
 西村さんは確か、数年前亡くなってしまったんですよね。
 それは覚えています。
 風車の弥七が亡くなってしまった時もショックでした。それも覚えています。
 父は、行動力があって、勉強家で、面白いです。
 今週の月曜日、TBSの東京フレンドパークUを観て(アナウンサー小林豊さんが好きなので、この番組はビデオに撮って 毎週観ている)、高田順次さんやっぱり好きだなぁと思ったのは高田順次さんの行動力と面白さを何となく父と重ねているから かもしれません。
 以前番組観覧に行った時、カメラが回ってない時間に結構ギャラリーである私たちにサービスしてくれたんです。
 ギャグを飛ばしてくれたり、話しかけてくれたり。
 父も面倒見がよく、子供である私たち姉弟とずいぶん遊んでくれました。
 私は幼い頃とにかく母に似ているとどこに行っても言われましたが、最近は徐々に父に似てきました。
 顔は、バランスよくどちらの要素も貰っていると思います。性格も、そうですね。
 最近は、父に似ていると言われることがとても多いので、父も、
「あいつは俺に似ているから、こういう懐かしいお菓子を喜ぶに違いない」
と、自分の好きなお菓子を送ってくれたりします。



 今日は、本を1冊読みました。



 ワイドショーなんかで結構取り上げられた話題の本なので、見たことある人も多いかと思います。
 いわゆる、『自己啓発本』です。
 私がこの本の存在を知ったのはTBSの『(特)情報とってもインサイト!』だったかなぁ。
 TBSっ子なので、TBSの番組のどれかなのは確かです。
 テレビで見たときには「ふぅん。面白そうだなぁ」と思ったのですが、特に「よし、今すぐ買いに行こう」と思うには 至らなかったので、そのまま忘れていました。

「この本、おすすめです」
 昨日、11月30日のHOTROAD自主稽古で、拓さんがそう言ったのが今回この本を読もうと思ったきっかけです。
 ワイドショーでは手にとって中身を見る事は出来ませんが、拓さんが稽古場に持ってきてくれた本をぱらぱら捲ってみて、 うーん読みやすくていいかもしんない、と思いました。
 ホームページの日記では、過去に何度も、
「拓さんに本を貰いました」
って書いてきました。
 4〜5冊、いやもっとかな・・・貰っています。
 拓さんがすすめてくれる本は、実際私も読んで面白いと思うものばかりなんですね。
 それで、稽古帰りに買ってみました。


 面白かったです。

 自己啓発本、と聞くとつまんないと思う人。
 嫌いだと思う人。
 色々、いるとおもいます。趣味は人それぞれですもんね。
 でも、この本はイラストレーターさんが書いていて、4コマまじりで読みやすいです。
 堅っ苦しい本、難しい本でもありません。
 ものすごいことを提案している本ではないけれど、なんとなく前向きになれる本です。
「これはイイ! すぐに実行しよう!」
と思うこともあれば、
「わかるわかる〜! 私、既にこれ実践してるよ!」
と共感できることも書いてあります。

 たとえば、メモ帳。
 メモ帳を持ち歩いて、書く習慣、開く習慣を身につけようという章があります。
 11月24日の日記にも書いたばかりです が、私はこれを中学時代から実践しています。
 たまに面倒になったり忘れたりして使わない時期もありますが、忘れて困ることは書くに限るのです。
 携帯電話のメモ機能でもいいですけどね。
 そして私の場合、メモ帳だけでは開く手間もあるので、貼り紙も活用します。
 たとえばテレビの画面に紙を貼る。

ゴミ出し、葉書投函、振込み

 これは、その日の朝通勤するときに忘れちゃいけないことです。
 朝、テレビのタイマー機能を使って目覚まし代わりにすることが多いので、テレビ画面に紙を貼っておけば嫌でも目に 入ります。
 玄関のノブの近くもいいですね。出かける前に必ず目に入ります。
 玄関には、母に貰ったホワイトボードを掛けてあります。

そういえば。

 このホワイトボード、10ヶ月近く前から使っていません。
 便利なのは分かっていて、使うのをやめました。
 最後に使ったのは今年の2月。
 ホワイトボードには、弟の汚い字が残っています。

バイバイねー。byブラザー

 去年の2月、弟が1週間私の部屋に滞在していました。
 私の部屋を発つ日、私はバイトに出ていたので、あいつはここにこっそりメッセージを残して去ったのです。
 前述したとおり、私はかなりの勢いでブラコンです。

消せません。

 このメッセージが、いつまでたっても何となく消せないのです。
 アホだなぁ、私ったら。
 弟を思い出した一つ目の出来事は、これでした。



 今日は、夜のザギンへ繰り出しました。

ザギン。

 私には池袋が似合う。
 銀座なんて街とは基本的に無縁です。
 最初に行ったのは、2年前のクリスマスイブ。
 バイト先の友達とミレナリオを観に行った時です。
 それから、車で2回通過したかなぁ。
 去年、高木美音ちゃんと平林尚子ちゃんと熊崎怜子ちゃん(3人とも過去にHOTROADで共演)と、美音ちゃんの友達 数名で新年会をやったのは銀座でした。
 それから・・・・と、両手の指で足りるくらいの回数しかこの街に足を運んでいません。
 今日はひとりザギン。
 ちょっとどきどきしながら参りました。

「あら、那須さん! こんなところまで・・・」

 銀座にある、ある画廊を訪れた私。
 そこには、関菜穂子さんがいらっしゃいました。
 関菜穂子さん。
 HOTROADのチラシ、ポストカード、Tシャツなどさまざまなものを手がけてくださっている、a−platz(エープラッツ) というチームの方です。
 ご自身は日本画の画家さん。
 ギャラリーでは、関さんの個展が開催されておりました。
 関さんの絵は、全部キラキラしています。
 昔、運動場に太陽があたると、反射して砂がキラキラ光ったあのキラキラ。
 石を砕いて作る、日本画の画材を用いて描いているからなんだとか。
 ヌード画(『韻』という作品)の肌の配色が絶妙でした・・・(*^0^*)
 日本画というと、藍色の濃淡だけで描かれた風景画や浮世絵などをすぐに思い浮かべてしまう無知な私なのですが、 屏風なんかに描いてありそうなざらっとした質感、深みのある格調高そうなその絵に釘付けでした。
 ギャラリーは、拝観料とかかからないみたいですね。
 そんなことも知らなかった私ですが、1時間半くらい、このギャラリーにお邪魔してしまいました。
 ギャラリーのオーナー、高橋さんがまたとてもユーモアにあふれて、笑顔がやわらかい素敵な方なんです。
 高橋さん、関さんと会話をするのがとても楽しくて! ついつい長居をしてしまいました。
 関さんの個展は、12月11日(土曜日)まで開催されています。平日は12時から20時まで。日曜は11時から15時まで です。
 お時間のある方、興味のある方は、是非足を運んでみて戴けたらと思います。

 〒104-0061 東京都中央区銀座8-11-13 山田ビル3F T-BOX
                     Tel:03-3573-5200
   →地図はこちら
   →作品の雰囲気をご覧になりたい方はこちら

   帰りは、折角ザギンの街へ出てきたのだからと新橋へ参りました。
 新橋と銀座がお隣なのは知っていました。
 そして、新橋に行くと必ず立ち寄ることにしている宝石屋さんがあります。
 宝石屋さんには時計と宝石がおいてありますが、私はそれらは高くて買えません。
 では何故そこに行くのか?
 私は去年の6月末、『煙草の値上げ直前の纏め買い推奨キャンペーン』みたいなやつのキャンペーンガール(?)の バイトをやっていたことがあるんです。
 日替わりで、毎日違うお店の店頭に立って行っていたバイトでしたが、その2日目にお世話になったのがこの宝石屋さん。
 宝石屋さんが、煙草屋さんを兼業しているんですね。
 このバイトは、「人間ってあったかいなぁ」としみじみ感じたバイトでした。
 私を雇っていたのは、煙草メーカーの方です。煙草メーカーに派遣されて、各店舗の前をお借りして、自社製品の推奨 をさせて戴いている立場でした。
 でも、どのお店の人も協力的で、とてもやさしくして下さいました。
 新橋のこのお店は、お店の人が私にとても興味を持ってくれたので沢山話をして、以前にも遊びに行きました。
 煙草屋の店舗前に居ると、よく道を聞かれます。
 なので、銀座と新橋がとても近い事を私は知っていたのでした。
 結局、今日はもうシャッターが降りていてお店の人には逢えなかったんですけどね。
 新橋でストリートをやるかもしれない、という告知を出していたストリートミュージシャン『こころね』も、ミーティング の都合でストリートを中止してしまいました。
 ちょっと残念ですけど、普段行かないところに足をのばしてみるのもいいなぁと感じた夜でした。

 帰宅しまして。
 真っ先に、大黒摩季のCDをうすーく、かけてみました。
 音はとても小さく、コンポの正面に行ってはじめて歌詞がわかる程度。
 何故か。
 今夜はやることがいっぱいあるので、テレビはつけない! と決めたのです。
 これも自己啓発本『キッパリ!』の影響。
 確かに、つけっぱなしのテレビはなんとなーく観てしまってダラダラと時間をすごす原因になりがち。
 もともと公演前は殆どテレビを観ずにいたのでテレビを観なくてもすごせるんですが、無音というものは意識すると 気になるもの。
 じゃあ、邪魔にならない程度に音楽でもかけましょ、と小さい音でかけたんです。
 ところが、かけてすぐお隣さんが我が家のチャイムを鳴らしました。
「あの、いつもは全然気にならないんですが、今日は彼女が熱を出してまして・・・」
 どうやら、音が隣に響いてしまっていたようです。
 それはいけない! すぐにコンポの電源を切りました。
 音楽は小さくかけていたけれど、重低音って響くものですもんね。ずん、ずん、ずん・・・ってリズムを刻む 音とかベース音とかが響いてしまっていたんだと思います。
 ピアノ・ソロとかなら聴いても平気かもしれないですね。

 静かになった部屋で思いました。
 お隣さんはいいなぁ。
 二人暮らしだから、風邪をひいてもそばに誰かがいるんだ。
 一人暮らし、別に普段孤独を感じることはないけれど、風邪を引いた夜だけ妙に自分が独りなんだと感じます。
 高熱で動けなくても、自分が動くしかない。
 風邪が治らず、誰にも逢わない日が続くとなおさらです。
 この間・・・日記にも書きましたが、39度近い高熱を出してくたばったばかりなので、まだ記憶に新しいです。
 あのとき。
 部屋の真ん中でソファーに丸くなって、動けなくなってるときに弟からメールが来たのを思い出しました。

「養生せよ」

 メール不精というか・・・メールではいつも口数の少ない弟。
 弟は大学生で現在実家を出て下宿しているのですが、「姉高熱」を知らせるメールを母が弟に送ったんだと後で母に聞きました。
 私、俄然元気が出ました。
 しつこいようですがブラコンですから。
 これが、弟を思い出した二つ目の出来事です。



 今日も、書き上げた日記が消える事件がおきました。
 私は、半角英数を打つときに、最初から半角で打たないで全角で打ったものをF9キーやF8キーを使って変換する 癖があります。
 その癖がしみついているから、最初から半角で入力しているときにもうっかりF8キー・F9キーを押してしまうのです。
 すると大変。
 F8キーなら、タスクバーにブラウザがひっこんでしまうだけで済むんですが、F9キーだと、ウインドウが瞬時に 消えてしまいます。
 Dounut Pというブラウザを好んで使ってまして・・・Dounutの設定をいじってしまおうかなぁと最近 思ってます。F8・F9キーに反応しないように。
 最近、『日記編集中』と表示されたまま2日くらい放置されることがありますが、それは大抵書いた日記が消えてしまって 書き直しているうちに時間がなくなってUPできないまま家を出発せざるを得なくなって・・・という現象が起きているから です。
 何とかしなくちゃね。
 今日は、対策法としてプレビューページを作って随時保存しながら書いているので大丈夫でした。


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